南相馬市の臨時災害放送局、ひばりエフエムには、JVCが立ち上げに関わりスタートした英語の番組"CommuniKate(コミュニ・ケイト)"があります。放送時間は、金曜日の夜10時半からの30分間です。7月の17日に、第8回目の収録が行われ、私もそこに参加してきました。
今年4月5日から始まったこの番組のタイトル"コミュニ・ケイト"は、心を通じ合わせるという意味の"コミュニケート"とパーソナリティのケイト・オバーグさん(米国出身)の名前をもじってつけられました。ケイトさんは米国オレゴン州ペンドルトンの出身で、7年前から南相馬との縁が始まったそうです。当時高校生だったケイトさんは、交換留学生として初めて来日し、数ヶ月南相馬市に滞在しました。
初めはホームシックになって何度も米国に帰りたいと思ったそうですが、少しずつ友達が増えホストファミリーとも家族のように触れ合うようになり、南相馬が大好きになっていったそうです。その南相馬が地震で被害に遭ったと聞いたとき、いてもたってもいられず地元のペンドルトンで募金集めをし、ボランティア活動のためにふたたび南相馬にもどることを決めました。
この番組を始めるきっかけは、ひばりエフエムのメンバーが南相馬に暮らす外国の方のインタビューをしたことでした。"ラジオを通じて、南相馬の今を世界に伝えよう"そして"南相馬で英会話に興味がある皆さんに、わかりやすい放送にしよう"という思いが、ケイトさん、JVCそしてひばりエフエムのメンバーの思いと重なり、番組の開始となりました。番組は、サイマルラジオを通じて世界に発信されます。南相馬のみなさんに向けても、一部通訳をまじえて放送しているので聞きやすい内容になっていると思います。
7月17日は、事前に、番組のパートナーで南相馬市民の加藤浩さんが用意したゲストのインタビューをはさんで、解説やフリートーク、イベント情報を収録しました。その中で、まもなく開かれる相馬野馬追の話題を取り上げたり、夏休みにはどこにいくのかといった日常の様子をエピソードを交えながら伝え、そこに暮らす人たちの思いや様子を伝える番組づくりを心がけていました。
一度、ぜひ聴いてみてください。
CommuniKateは南相馬ひばりFMでの放送以外にサイマルラジオとFaceBookのコミュニティページで聞くことができます。