10月も最後の月曜日、南相馬の山あいの仮設住宅で、またひとつ新たにサロンが開設されました。これまで3つの仮設住宅で一緒にサロンを開設し運営してきた地元の団体"つながっぺ南相馬"が、単独で助成金を受け開設した初めてのサロンになります。
朝9時半から開いたサロンは、昼までに30人以上の人が訪れ、これまで顔は見ても言葉を交わしたことのなかった人どうしが声を掛け合い、テーブルを囲んで話に花を咲かせていたそうです。
というのも、私がオープンしたばかりのサロンにたどりついたのは朝の11時過ぎ。お祝いのお花を持ってサロンに入った時にはお昼が近かったせいもあり、残念ながらほとんど人はいませんでした。朝のようすを教えてくれたのは、新しくサロン責任者に採用された鎌田たつ子さん(ご自身も西町第一仮設住宅に暮らす小高区の方です)でした。
南相馬の鹿島区には27か所の仮設住宅がありますが、平均世帯数が80世帯で、この友伸仮設住宅は138世帯と比較的多くの世帯が暮らしています。一年以上暮らす人が多いせいか、プランターに色とりどりの花が咲き揃い、生活感が感じられました。
こんどはもう少し朝早く訪問し、サロンを訪れる方たちとお話ししたいと思います。