南相馬災害FM放送は、発災後1年以上経過したことから、より市民に親しまれる、復旧・復興のラジオ局となるために、愛称をリスナーなどに募集していました。多くの応募があり、関係者の慎重な審査の結果、南相馬ひばりFMに決まりました。
南相馬のシンボルとも言える野馬追の最大のイベントが行われる雲雀ヶ原祭事場にもちなみますが、舞い上がって、高くさえずるイメージが好感されました。
愛称決定を記念して、4時間にわたる公開放送が行なわれました。会場になった道の駅・南相馬にはFMファンなど多くの人が詰めかけました。
宮城県名取市の災害FMラジオ、神戸市のエフエムわぃわぃなどの関係者も集まり、南相馬のメンバーと交流しました。
「揚雲雀(あげひばり)、なのりいで...
神、そらに知ろしめす
すべて、世は事もなし」
の平和な街に戻って欲しいものです。