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【60】4月20日:区域再編された南相馬市小高区を訪ねて

震災支援担当 楢崎 知行
2012年5月29日 更新
津波で流され自宅跡を訪ねるつなっぺ南相馬代表今野由喜氏(中央)と視察中の谷山博史JVC代表理事(奥)津波で流され自宅跡を訪ねるつなっぺ南相馬代表今野由喜氏(中央)と視察中の谷山博史JVC代表理事(奥)

南相馬に一区切りつけて一カ月、また南相馬に来ています。今回は一週間程度の滞在です。会合の合間に、警戒区域(立入禁止)が解除されたばかりの小高区を訪れました。地盤沈下で水の溜まった水田、基礎のコンクリートだけ残った家のそばに散乱する堤防の破片、そして1階が無残に潰れた家屋...。地盤が弱い土地だけに、まる一年前の南相馬市の中心部より、生々しい傷跡です。

小高はここ一年、時間が止まっていたかのようです。というより、雨漏りで室内が荒れたり、盗難にあったりと、被害は増しているともいえます。しかし、首都圏や西日本の多くの人たちに、とって大震災は過去の記憶になりつつあるように思われます。家の泥かき、がれき整理...。

他の被災地ではもう片付けられているが、小高区では建物などが3月11日で時が止まっている他の被災地ではもう片付けられているが、小高区では建物などが3月11日で時が止まっている

ボランティは震災当初のように必要ですが、閉鎖されているボランティアセンターの再開は、ゴールデンウイーク後とも言われます。そして復興復旧の仕事をする人で、平日はホテルなどがほとんど取れない状況が続いています。