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【53】2月11日:まだまだ支援が待たれている

震災支援担当 楢崎 知行
2012年3月22日 更新
冬物衣料の配布に集まった人々冬物衣料の配布に集まった人々

午前中、首都圏の2つのグループと南相馬市のボランティアが、冬物衣類を借り上げ住宅の入居者や、自宅避難者に配布しました。開始予定は午前11時でしたが、9時には30人ほどの列ができ、10時には配布を開始したということです。予定の11時には、500人以上の人が受付をすませていました。配られたのは、新品の女性用フリース上下と、中古の衣類で、6トンほどです。

ふたつのグループのひとつ、「ぼちぼちいこカー」の代表は、25歳の女性、小田まむやさん。「湘南(しょうなん)のグループです。核になっている3人が、毎月仲間を誘って5,6人で、4月末から南相馬にきています。最初はボラセンの仕事をしていましたが、11月から、災害復興協働隊(この日の共催グループ)と協力して、物資の収集、配布は行なっています。仮設の入居者と比べて、借り上げの住宅の人への支援は、行政もボランティア不足していて、とても不公平と思う」と話していました。