JVCが支援する「つながっぺ南相馬」のサロンの運営の担当者には、いずれも仮設住宅あるいは借り上げ住宅に住む、警戒区域に指定され避難中の小高区の女性にお願いしています。仮設住宅の入居者に多い、小高の人に共感してほしいという意味と、ささやかでも、雇用を生み出したいという意味もあります。我々が学んだ「やっぺ南相馬」のサロンは、津波の被災者を採用しています。
サロンには、少数ですが子どもたちもやってきます。子どもたちも仮設住宅では、遊び場所がありません。子どもが姿を表すと、雰囲気が明るくなります。断定はできませんが、知的障害を持っているらしい人も、毎日のように来ています。いろんな人に居場所を提供できているのは嬉しいことです。
とは言っても、サロンは和気あいあいばかりでもありません。多少反りのあわないグループもあるようです。「つながっぺ」の今野さんは、テーブルを三カ所に分散することで、共存できるよう工夫しています。