若い人に人気の「ブラフマン」というバンドが市内のライブハウストでコンサートをしました。会場は400人もの観客で満員になり、熱狂的に盛り上がりました。その彼ら、実は、ファンなどから集めた大型トラック9台分の、水とお菓子などの支援物資を持ってきてくれました。支援物資は、障害児を持つシングルマザーが運営する私設支援物資受け入れ所に運び込まれました。障害児のいる家庭、高齢者家庭など、災害弱者に届けられます。
コンサートでの演奏の前というのに、ブラフマンのメンバーは汗みずくになって、荷物を運びました。そんな彼らに感激した、取材にあたった災害FM局スタッフ二人も、積み荷降ろしを手伝いました。スタッフの一人は手伝いの後、コンサートで熱狂し、その熱がさめやらないうちに、原稿を書いて送ってくれました。その原稿は、ブラフマンのリーダーのコメントとともに放送し、その後はFM放送のHPのアーカイブのページに収録しました。