11月の後半に植えられた、メイズ(とうもろこし)が、雨の恵みを受け、すくすくと育ちはじめてきました。南アフリカの主食のメイズ、この時期に育てる量で、1年間の食卓の豊かさが変わってきます。
普段何もない庭、公道の脇、山の斜面など、空いているところはすべてメイズで埋めつくされ、村の風景を一変させます。育ったメイズは、3月頃までそのまま畑に生えた状態で乾燥させてから、収穫するそうです。
以前に、村の人たちとの話し合いの中で、思っていた以上に主食であるメイズを自給している人が多いことを発見しました。先日まとめた家庭菜園の調査でも、実に25%の人が1年間食べるのに十分なメイズを自ら耕していること。実に90%の人が、少なからず主食のメイズを育てていることがわかりました。
収穫したメイズは、そのまま(ふさについたままか、コーンの粒の状態)貯蔵しておきます。そして、食べるときになると製粉所に持ち込みます。でも、約80kgほどもある重たいメイズの袋をどうやって持っていくんだろう?それにもちゃんと答えがありました。
近隣の製粉所が週に1~2回決まった日に、村までトラックで迎えに来てくれ、製粉所まで連れて行ってくれるそう。活動地の一つ、ボドウェ村では毎週火・木曜日にやってくるそうです。なるほど、村には村なりのシステムが成り立ってるんですね。また、貯蔵するスペースのない人のためには、メイズを預かってくれる製粉所もあるそうです。
持ち込みの場合、製粉代は、1袋(約80kg)10~14ランド(約100~140円)。貯蔵サービス付きだと、1袋約80ランド(800円)で製粉して、届けてくれるそうです。
スーパーで買うと、80kgメイズは安くて400~500ランドほどするので、大分家計をたすけてくれます。