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バグダッドでも挙がったガザ攻撃抗議の声

イラク事業担当 原 文次郎
2009年2月 6日 更新

バグダッドの友人から写真が届く。ひとつはバグダッドの中心のザウラ公園で子ども連れの家族がくつろぐ様子。この写真を見ている限りは平和な風景が戻ったと安堵する思いだが。あくまでもこの風景は現在の一断面に過ぎない。これがずっと続いて欲しいものだ。(※個人情報のためこの写真は掲載しないことをご了承ください)

もうひとつの写真は12月30日撮影、バグダッド市内のパレスチナ人居住区であるバラディヤート地区で行われた集会の模様で、イラク在住のパレスチナ人たちが、イスラエルのガザ空爆に対して抗議の声を上げている様子だ。

パレスチナ人に連帯のスピーチをしているのは、ブッシュ大統領に靴を投げつけたムンタダ・アル・ザイディ記者の親族パレスチナ人に連帯のスピーチをしているのは、ブッシュ大統領に靴を投げつけたムンタダ・アル・ザイディ記者の親族

この写真を送ってくれた友人によると、抗議の集会はパレスチナ人だけでなく、イラク人も各地で声を上げているのだという。
攻撃の始まった27日の夜には早くもバグダッド市内のバラディヤート地区以外でも、ヤルム−クやアダミーヤ(主にスンニ派の地区)などの地区でも集会が開かれており、翌日の28日にはサドルシティ(主にシーア派の地区)でも集会が開かれたのだという。

イラク各地での声は例えば以下の報道によっても伝えられている(英語)。これによると、アラブ連盟をはじめとして他のアラブ諸国がイスラエルによるガザ攻撃を止めさせるためにもっと積極的かつ実質的な役割を果たすように求める声が強いようだ。
Iraqis Demand a Response to Attack in Gaza, New York Times