\n"; ?> JVC - イラク国内避難民支援 - イラク・ヨルダン現地情報

イラク国内避難民支援

2008年10月10日 更新

避難家族734世帯に無事に食料が配給されました

治安の悪化で約280万人の人々が国内で避難生活を送っているイラク。彼らの多くは生きるために必要な食料や医療が不十分な状態で過ごしています。
JVCは現地の団体と協力し、収入がないなど特に困難な状況にある家族を対象に、アンバール県ファルージャ市にて米と豆などの食料支援を行っています。2008年7月に734世帯に配布した際の写真と受け取り者全員のサインが現地の協力団体から届き、無事に避難家族に配布されたことが確認されました。
食料配給ができたのはファルージャにいる国内避難民の約2割。まだバクダッドから逃げてきた人を中心に3,000家族以上が元の居住地に戻ることができません。JVCは支援を続けながら引き続き避難民の状況を追いつづけます。

実施概要

■実施期間:2008年7月1日〜18日
■支援対象:イラク国内アンバール県ファルージャ市内に滞在中の避難民(多くはバグダッド出身)のうち経済的に困窮している家族734世帯
■支援規模:総額$11,942-(輸送費用、スタッフ人件費込み)
■配給物資:食料品(米4キロ、豆2キロ、砂糖3キロ、食用油3キロのセット)

フォトレポート

地域住民が安心して過ごせる場所であるモスクが配給場所となる。地域別に3ヶ所のモスクで配給した。

米と豆、砂糖、食用油のセットを配給。避難民だけでなく、彼らを受け入れる親戚家庭などの負担を軽くすることも配給の目的の一つだ。

配布対象者のリストと一人ひとり照らし合わせて配布する。「男性の働き手がなく女性が家長となっている」「特に困窮している」などの条件を満たす家族が対象となる。

現地の習慣にのっとり、女性・男性の列を作り配給している

配給された物資を確認する女性たち。