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ヒッラでの爆破事件を受けて

イラク事業担当 原 文次郎
2005年3月10日 更新

2月28日、バグダッドの南100kmほどの都市ヒッラで自動車爆弾によるものと思われる爆破事件が起き、フセイン政権崩壊後の爆破事件としては、一度の爆破で最大の125名以上の死者が出ました。

病院の前に集まっていた多数の人々が犠牲になったと聞き、この事件に触れて悲しく思うとのメールを送ったところ、バグダッドの医師から返信が届きました。この様な悲しいできごとに会いながらも、ただ毎日を普通に過ごして行くしかないとの心情がつづられています。

3月4日付け、バグダッド発

(前略)

ヒッラで起きたできごとには、私たちもこのニュースを聞き衝撃を受けています。それは私たち全てにとって大きな心の傷(トラウマ)です。

あなたもご存知の通り、今や多くのいわゆる抵抗勢力と言われている者たちは単なるギャングに過ぎず、一般市民を道連れにして自爆するような人々です。もし彼らが生きていれば、彼らが一般の人々にしでかしたことに気付き泣き悲しむことでしょう。頭部は胴体からちぎれ、多くの怪我人は医療サービスの不備により後で死に至ります。そうして死者の総数はメディアで報じられているよりもはるかに多数に上るのです。

この様な詳細をお伝えして申し訳ありませんが、私たちはこうして起きていることによって深く傷ついているのです。

昨日の朝、2台の車が私の家の比較的近所で爆破され、それはとてもひどいできごとになっていました。しかし私たちに何ができるでしょう。ただ私たちはこのまま生き続けるしかありません。

(後略)

<翻訳した部分の原文>

Regarding what happened in ALHILLA, we were shocked when we here the news and it was a big trauma for all.

You know by now that many of so called resistance groups are only gangs and even those who killed themselves with the civilian people; if they were alive they will cry on what happened for the people (the heads were separated from the bodies and many of the injured people will die later because of poor medical services and the total number of deaths will exceed what was mentioned in the media).

Sorry to tell you some details but we are deeply wounded from what is going on.

Last day in the morning the two cars were exploded relatively near my home and it was a terrifying events but what shall we do, we will continue.