原文次郎　無事ヨルダンに到着

4月18日、バグダッドで活動を続けていた原文次郎がエア・サーブ定期便で無事にアンマンのマルカ空港に到着し、一足先に東京から応援に駆けつけた佐藤真紀と合流しました。2週間の滞在中、治安悪化や人質事件など緊張が続きましたが、原は健康状態も異常なく元気でした。

「みなさんにいろいろ心配していただきましたが、無事にヨルダンに着きました。感謝の気持ちでいっぱいです。
状況が厳しく、思ったほどの活動は出来ませんでしたが、白血病の薬を病院に届けることができた。またファルージャに関しては国際NGOが緊急事態に迅速に対応して動き出しています。JVCもこの動きに参加することが出来たのは収穫だと思います。」

5名の人質は無事に解放されましたが、イラクの問題は一向に解決されません。
JVCは、ファルージャから避難してきたバグダッドの国内避難民への支援を開始。国際NGOネットワークのNCCIと連携して、情報収集をしています。

ファルージャだけでなくて今後はナジャフなども治安が悪化する可能性が高く、予断をゆるされない状況です。またパレスチナでもハマスの指導者が暗殺され緊張が高まっており、現地の新聞は第三次世界大戦と表現する向きもあります。