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パレスチナのベイト・ジブリンの図書館が新装開店!

中東 パレスチナ最新情報 中東担当 佐藤 真紀 佐藤 真紀 佐藤 真紀
2003年3月27日 更新

イラク戦争が始まってしまった。
前回の湾岸戦争をきっかけにパレスチナではチェックポイントがあちこちに作られたという。そのときの記憶から、ともかく図書館を拡大してこどもたちのシェルターとしても使えるようにしようと工事が急がれた。昨年の夏から始まった工事であるが、封鎖が厳しいせいもあり、費用が最初の見積もりをはるかに越えてしまった。主に長崎の市民グループの助けにより、イラク戦争開戦前になんとか工事が終わった。

3月20日、アンマンからベツレヘムに電話をする。アッザさんはうれしそうだった。なんども「サンキュー、サンキュー」と繰り返す。

ベツレヘムで10歳少女らパレスチナ人4人射殺=西岸

3月25日
ヨルダンのTVは、ベツレヘムに戦車が進行している映像を流している。イスラエル軍の特殊部隊がイスラム原理主義組織ハマスの活動家ら3人を射殺、10歳の少女も誤って撃ち殺した。イスラエル放送によると、軍兵士は車に乗っていた活動家に向けて発砲した直後に、少女の乗った別の車が通りかかり、撃たれるとの危機感を感じて発砲したという。 

3月26日
ベイト・ジブリンに電話をする。15歳のメルナさんが出る。
「図書館が素敵になりましたよ」
とうれしそうだ。毎日通っている?と聞くと、
「情勢が厳しいから、昨日もイスラエル兵に4人殺されました」
今の状況は?
「15分くらい前に家の前をイスラエル軍のジープが通り過ぎて行きました」
という。ちょうど学校からもどってきたところだという。メルナのお父さんは学校で先生をやっている。同じ学校の校長先生の娘が撃たれてころされた。メルナのクラスにも殺された女の子の友人がいて泣きじゃくっていたという。私がヨルダンにいることを告げると
「アメリカ人の兵士のお母さんに手紙を書きました。あなたの息子がイラクで多くの人たちを毎日殺しているのをやめさせてくださいって」

メルナさんは、
「ヨルダンの王さまは嫌い。」
と明言する。
「だって、人々の気持ちがわかっていない。お金のためにアメリカ軍に協力している」
私たちはそのうちヨルダンで会おうと約束した。