\n"; ?> JVC - クラウドファンディングご協力ありがとうございました! - イラクウォッチ

クラウドファンディングご協力ありがとうございました!

イラク事業担当 Ghamra Rifai(ガムラ・リファイ)
2019年11月12日 更新

こんにちは。イラク事業チームのガムラです。
8月14日早朝、妊娠28週だった私は突然破水し、2日後に緊急帝王切開で第一子の男の子を出産しました。突然のできごとだったので仕事の引継ぎをする間もなく、クラウドファンディングに向けた準備を残したまま産休に入ることとになりました。誰もが驚き、ショックを受けたのではないかと思います。息子は1,046グラムで生まれ、2か月半以上経った今もまだ入院中です。

準備が十分でないままに担当である私が突然離脱してしまったのですが、クラウドファンディングは8月19日に予定通り始まり、てんてこまいが45日間続きました。

JVCによるイラクの子どもたちのための活動は深刻な資金不足に悩まされており、このクラウドファンディングは、この活動を資金的にサポートするためのものでした。

クラウドファンディング実施中は、ジェットコースターに載っているような気持でした。私の突然の離脱を埋めるために、本来の業務もある中で同僚たちががんばり、初めの1週間で40万円を少し超えるご寄付をいただくことができました。一方私はまだ入院中で、病院のベッドでクラウドファンディングの動きをチェックし、自分が動けないことにイライラしていました。

でもだんだんとご寄付が伸びなくなり、みな400万円の目標を達成できるのか不安になりました。そこで私たちは協力して、私は自宅から、できるだけのことをしました。そしてゆっくり、でも確実にまた勢いが出てきました。9月末までに400万円の目標に到達することができ、ネクストゴール500万円を目指しました。クラウドファンディングは10月3日に終了し、最終的にネクストゴールの500万円を超えて573万8千円のご寄付をいただくことができました。

そして産休の8週間が過ぎ、私は10月15日にJVCの職務に復帰しました。息子が退院予定の12月初めまで、再び仕事をしています。

熱意あるジャーナリストや活動家のみなさん、そしてとりわけ時間とお金をご寄付くだっさった支援者のみなさんのおかげで、予想を上回るこの結果に到達することができました。遅くなりましたが、ご寄付、情報の拡散、広報などを通じてこのクラウドファンディングを支援してくださったみなさんに感謝申し上げます。みなさんからのご支援は、イラクでの子どもたちのための活動および、よりよい世界をつくるための資源という以上の意味があります。多くの方々からご支援と信頼をいただき、私たちは自分たちの活動に改めて自信を持つことができ、困難に思えても取り組んでいこうという希望と勇気をいただきました。

みなさんのご支援により、子どもたちのためのピースヤード(平和のひろば)の活動が10月上旬からイラク・キルクークで行われており、支援を必要としている子どもたちの人生が、変わり始めています。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。