「2015年夏、始動。」というスローガンのもと、7月にキックオフしたばかりのJVCイラクボランティアチーム。会社員、学生、主婦など、さまざまな個性とバックグラウンドを持つメンバーが集まり、さっそく活動を本格化させています(イラクボランティアチーム活動案内はこちら)。
イラクボラチームの記念すべき最初の活動は、ずばり資金調達です。「ボランティアでいきなりお金?」と思われるかもしれませんが、ボラチームの活動資金を集めるわけではありません。JVCイラク事業の現地パートナー団体INSAN(インサーン)にプロジェクト実施資金の一部を届けるため、「クラウドファンディング」に挑戦しています。
クラウドファンディングは、インターネットを通じて不特定多数から支援を募ることができるしくみです。実行したいプロジェクトについて、目標達成金額と募集期間をあらかじめ設定し支援を呼びかけます。期限までに目標額を集めることができた時のみお金が得られ、目標金額に到達しなかった場合は支援者に全額返金となるシステムです。
まさに「クラウドファンディングって何?」というところから出発したイラクボラチームは、月2回のミーティングに加え、メールやクラウドサービスを用いて連絡を取りながら、「目標金額を何円に設定するか」「募集期間は何日にするか」「プロジェクトの顔は誰にするか」「どういった文章構成にするか」といったことを検討・決定し、それぞれ仕事や学校の合間に時間を見つけて準備を進めてきました。
こうして発足から1か月あまりのJVCイラクボランティアチームは、メンバーの総力を結集し、8月31日(月)にクラウドファンディングプロジェクト(写真右)を開始しました。ぜひ一度、リンク先のページをご覧になってみてください。
「紛争で深刻なトラウマを抱えるイラクの子どもたちに専門治療を!」
(プロジェクト終了日:2015年10月30日(金))
紛争の影響により心に傷を負ったイラクの子どもたちに精神科医の治療を届けるため、60日間で60万円を集めることを目標にしています。支援は1,000円から可能で、支援額に応じて特典が得られます。プロジェクトの説明文では、家族を目の前で失ったショックから髪が抜けてしまった女の子の話など、厳しいイラクの人びとの状況についても触れています。詳しい内容は上記リンク先をご覧ください。
このプログラムを現地で実施するのは、JVCのパートナー団体INSANです。9月中旬、クラウドファンディング実施期間に重なる形で、INSAN事務局長のアリー・ジャバリ氏が来日します。
JVCでは9月17日(木)の夜に、アリー氏とJVCアフガニスタン事務所のサビルラ氏によるトークイベント「オレたちの喜怒哀楽」を開催します。
イラクとアフガニスタンでNGO活動に従事するお二人に、ここだけの「喜怒哀楽」エピソードを聞く本イベント。イラクボラチームのメンバーにとっても、現地で活動するアリーさんの生の声を聞く貴重な機会です。インターンの私も、アリーさんと遂にお会いできることを楽しみにしています。
クラウドファンディングプロジェクトを支援する、ボラチームに加わる、イベントに参加するなど、応援の方法はさまざまです。混乱に立ち向かうイラクの人びとに日本から大きな声援を届けるため、みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
※イラクボランティアチームでは随時メンバーを募集しており、毎回のミーティングで新メンバーが加わっています。9月の活動予定日は9月14日(月)、28日(月)です。一度だけのぞいてみたいという方も、ikeda@ngo-jvc.comまでお気軽にご連絡ください。
