全般・政治情勢
3/31開催予定のハーグ国際閣僚級会合[1]に向けて各国の動静は様々。米国は新アフガン戦略を今週中にも発表の見通し[2]。4月初にはトルコでアフガニスタン・パキスタン首脳会談も予定。
オバマ米国大統領もタリバーン穏健派との対話の可能性を示唆[3]。オマール師やハッカーニー派が交渉に前向きとの報道もなされる[4]ものの、武装勢力側はいずれも公式に否定[5]。専門家やメディアも慎重な見方[6]。
アフガン大統領選は8/20実施で確定。有権者登録も3月上旬で完了済み(登録者数1,560万人)[7]、立候補届出期間(4/25-5/8)も含む全体日程も発表済み[8]。欧米が大統領権限の削減(首相職の創設)を検討中との報道(米国は否定)[9]や、5/22の現職任期切れから新大統領選出までの間の取扱いに関する対立[10]など、カルザイ大統領と国際社会や国内対抗勢力の間で綱引きが続く。
国連は3/23にUNAMAの任務期間延長(1年間)を決定[11]。
米、英、豪各国の世論調査ではアフガン戦争に否定的な意見が増加[12]。
内戦・治安
状況は引き続き厳しい。武力衝突や爆弾攻撃が頻発、パキスタンへの越境攻撃や民間人被害も続く。
難民・内国避難民
UNHCRはパキスタン政府とアフガン難民滞在期限を2012年末まで延長することで合意[13]。難民・内国避難民の帰還定住にはなおも難題が山積[14]。
民生・援助
国際社会による支援努力が続き、春に向けて食料事情はやや改善に向かう見通し[15]なるも、状況は引き続き厳しい。