全般・政治情勢
サルコジ仏大統領・ブラウン英首相が相次いでカーブルを訪問、アフガニスタンに対する支援を再確認[1] 。一方、フランス世論は10名もの自国兵士の犠牲をきっかけに撤兵に傾きつつあり、サルコジ大統領は派兵継続に関する国民投票を提案[2]。
パキスタンではムシャラフ大統領が辞任[3]。アフガニスタン政府や現地メディアはこれを歓迎するも[4]、インド政府は対テロ政策の後退を懸念[5]、米国やその他の周辺諸国は静観[6]。ムシャラフ後の体制を巡って連立政権内で不協和音が生じており[7]、今後の情勢は不透明。
カルザイ大統領は次期大統領選への出馬を重ねて表明[8]。
米国は今年末までに12,000〜15,000名規模の増派を検討中も[9]、外国軍駐留を巡ってカルザイ政権周辺との間に軋轢も[10]。
内戦・治安
戦闘や爆弾攻撃は止まず[11]。ISAFの損害のみならず、民間人被害も拡大。カーブル東方30マイルのサロビ郡でのISAFフランス部隊への攻撃や[12]、ガズニ州ナワ郡の占拠[13]など、アフガニスタン国内でのターリバーンの活動が活発化、勢力域もカーブルに向け接近[14]。
パキスタン政府は北西辺境州バジャウル行政区等でターリバーン掃討作戦を展開[15]。これに対しターリバーンは病院や兵器工場への自爆攻撃を遂行、大量の犠牲者が発生[16]。部族統治地域クラム行政区では大規模な部族間衝突も[17]。
難民・内国避難民
パキスタン北西辺境州での戦闘激化に伴い、約20万人の避難民が発生[18]。
民生・援助
8/13にIRCの女性ワーカー3名が殺害され、IRCは活動を停止[19]。援助機関にとっての活動環境はますます厳しいものに[20]。
旱魃による食料不足が顕在化しつつあり[21]、UNは追加の食料援助を要請[22]。