「冷蔵庫を開ければ焼酎のボトルがある」
そう口に出して苦笑いされたことが何度かあります。大学生の時は、料理をしながら毎日飲んでると思われていたことも。さらに、留学先のフロリダの大学で日本語を教えている時には、「私はお酒を飲むのが好きです。昨日も飲みました。明日も飲むでしょう」という例文を使ったためにまじめな生徒からアルコール中毒ではと本気で心配されました(それ以来学校ではお酒の話を控えたのは言うまでもありません)。
そんなお酒大好きな私の最近の楽しみは、ワイン。酒屋さんにふら~っと入っては1 本買って帰ります。あるお店のワインが気に入り、その場で残っていたボトルを4 本すべて買って帰ったこともありました。
ワインの味が好き。ワインに合うおつまみが好き。たしかにそうです。さらに、私のワインの楽しみ方は飲んだ後にあります。飲み終わったワインのラベルをきれいにはがし(きれいにはがせる専用のシールがあるのです)、銘柄、日付を記入して味の感想も書きファイルへ。そして何をしていたかも綴つづります。つまり日記代わりとして、その日どこに行って(どのエリアのお店へ)、誰と、何をしたか(ワインを飲みながら、映画をみた? 本を読んだ? など)を綴るのですが、これがなかなか楽しいのです。たまに昔のラベルを見返すと懐かしく、その時の情景が目に浮かびます。今は一晩で半分以上を飲んでしまうときもあり、情景もなにも覚えていられないような時もありますが...。それでも、またひとつワイン日記が増えるていくことを楽しんでいます。
さて、次はどんな日記が書けるのか、まずはどんなワインと出会えるかが楽しみです。