
- 特集 人と自然にやさしくない環境ビジネス
CO P10 を機会に、人の暮らしと自然資源の関係を考える - この秋、生物多様性条約第十回締約国会議、いわゆるCOP10 が名古屋において開催された。生物多様性条約とは「生物多様性の保全とその持続可能な利用、遺伝資源から得られる利益の公正な配分」を目的としたもの。ここでは、COP10 にオブザーバー参加したJVC スタッフによる報告と、こうした国際会議で取り上げられる「経済的解決策」に対する批判的意見を紹介する。こうした条約が必要なこと自体が、自然環境を利用&破壊するのはいつも私たち自身を含む人間なのだということを物語っている。(編集部)
特集 | 人と自然にやさしくない環境ビジネス CO P10 を機会に、人の暮らしと自然資源の関係を考える ラオスにおける産業植林への投資を問い直す (JVCラオス事務所 森林プロジェクトマネージャー グレン・ハント) 「グリーンエコノミー」という名の幻想 (農業ジャーナリスト 大野 和興) 植林企業に森と土地をとられたX 村 (JVCラオス現地代表 平野 将人) | ラオス |
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報告 | NGOの開発効果とイスタンブール国際会議 (代表理事 谷山 博史) | 援助効果 |
報告 | 2008年末のイスラエル軍によるガザ地区への軍事攻撃に関して あの「ガザ攻撃」を追求する (エルサレム事務所現地調整員 津高 政志) | パレスチナ |
イベント報告 | JVC特別講座「誰のための豊かさを求めるのか」 (カンボジア事業担当 山﨑 勝) | 地域開発 |
スタッフの ひとりごと |
ワイン・ワイン・ワイン! (JVCコンサート事務局 高杉 香織) |
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みるよむきく | 『肥満と飢餓 世界フード・ビジネスの不幸のシステム』 (立命館大学教員 小池 洋一) |
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プロジェクト一覧 | 2010年9月後半~2010年11月前半 | |
国内ひろば | 会員登場!【46】 アフリカチーム、その「ユルさ」の秘訣 (会員 細越 祐介) 写真展 Witness to IRAQ (イラク支援ヨルダン駐在員 原 文次郎) JVCブックレット第3 弾 NGOの行動の根源に迫るブックレット、2011 年1月末発刊。 |
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日本国際ボランティアセンター設立30 周年記念シンポジウム 『わたしはここで生きている。』案内 |
【発行年月日: 2010年12月20日】