No.316 軍事優先の思想への対置として国境を超えた市民協力を

2015年7月30日更新

特集軍事優先の思想への対置として国境を超えた市民協力を: 集団的自衛権の行使に対して、JVCは、昨年6月に反対する提言を出した。しかし、国民の過半数も反対するなかでも、その行使を可能にする安全保障関連法案が衆議院を通過しようとしている（7月中旬時点）。政府に欠けているのは自衛隊派遣で何が起きるかの想像力と、軍事行動が平和創造に寄与するか否かの分析力だ。紛争地で活動するJVCの視点からそれを掘り下げたい。

特集	特集軍事優先の思想への対置として国境を超えた市民協力を「集団的自衛権」は市民を守れない（パレスチナ事業現地代表　今野泰三）南スーダンから自衛隊の海外派遣を考える（スーダン事務所現地代表　今井高樹）軍事優先の「積極的平和主義」と安保法制（JVC代表理事　谷山博史）	パレスチナ、スーダン
いまさら聞けない Q&A	カンボジアはコメを生産している農業国ですが、なぜ、栄養不足の子どもがいるのですか？（回答：カンボジア事業担当　山﨑勝）	カンボジア
スタッフのひとりごと	甘い想い？（ラオス事務所現地調整員　渡久山舞）	ラオス
コネタにゅーす活動地雑学	信仰心とITの融合、イスラム教のケース（会員・支援者担当　宮西有紀）
特集	JVC国際協力カレンダーの舞台裏写真と詩が融合するJVCカレンダー（広報担当　大村真理子）	カレンダー
インタビュー	来日スタッフ、大いに語るアフガニスタンを忘れないでください（看護師　モハマド・ラヒーム）	アフガニスタン
報告	第16回 JVC会員総会報告（事務局次長　細野純也）
プロジェクト一覧	2015年3月後半～2015年6月前半
ODAウォッチ	プロサバンナ事業第11回: 土地を耕すことは、未来への「土」送り (南アフリカ事業担当　渡辺直子)	ODA
JVCな人	中東の扉を開いてくれたJVCとの出会い（JVC会員　山村順子）
おおすめ本	『帝国の慰安婦』朴裕河（パク・ユハ）著（朝日新聞出版）2014年 2100円（税抜）
イベントあらかると	2015年4月～6月いべんと・ピックアップ！：ゴクゴク（5959）の日　～「美味しい、楽しい！」を誰かのために～（広報担当大村真理子）
報告	JVC会報誌 Trial&Error リニューアル方向（会員・支援者担当　宮西有紀）
お知らせ	新刊紹介『「積極的平和主義」は、紛争地になにをもたらすか?!』募金集計人事 2015年度東京事務所インターン編集後記

【発行年月日: 2015年7月20日】