これからボランティアチームを紹介していきます
はじめまして、2012年度JVCウェブインターンの清水です。
JVCでは様々な「ボランティア活動」があるのを知っていますか?いくつかあるボランティア活動の中で、一般の皆さんが参加しやすいのが、「国別ボランティアチーム」です。
ボランティアをしたいけど、
・どんな人がいるんだろう?
・何するの?
・ボランティア経験ないんです・・・
なんて一歩勇気が出ずに迷ってる方はいらっしゃいませんか?
これから数回に分けて、ボランティアチームに参加している方のインタビューを紹介をしていきます。ボランティアを考えてる皆さんの参考になれば嬉しいです。
記念すべき第1弾は、アフガニスタンチームから、
田邉 瑞穂(たなべ みずほ)さん(大学3年生)にお話を聞きました。
(インタビュー日時:9月7日)
田邉さんインタビュー
―ボランティアやNGOに興味を持ったきっかけは?
田邉さん「中学一年のとき、新聞で"アフガニスタンにランドセルを送ろう"というのを見つけ、送ったのがきっかけです。そこからずっとアフガニスタンに関わりたいと思っていました。
大学ではイスラム教に興味があったので、アラビア語を専攻にしました。実は来週から一年間エジプト留学予定です。
ボランティア経験としては、大学で震災後に、子供たちの学習支援などに何度か行きました。でも、海外ボランティア経験は、まだないんです」
―数ある団体の中で、なぜJVCへ?
田邉さん「アフガニスタン関係で調べました。いくつかあったんですが、気軽に参加できそうだなと思ったのがJVCのボランティアチームで、どんな風か見てみたいと思い、メールで連絡をとったのが始まりです」
―JVCの最初の印象をずばり
田邉さん「長谷部事務局長(前アフガン事業担当)が凄く優しそうだな、と思いました(笑)。長谷部さんをはじめJVCのスタッフはとても気さくに話しかけてくれ、ご自分の経験など興味深い話をたくさんしてくださるので通いやすく、続けようと思いました」
―アフガンボランティアチームの活動内容
田邉さん「もうひとつのTE(JVCでは2カ月に一度、会報誌Trial&Errorを発行しています。各国ボランティアチームは、そこに挟み込む『もうひとつのTE』という小冊子をしており、アフガンチームも「デーラマナナ」というタイトルで活動紹介やアフガニスタンに関する情報を載せています。「デーラマナナ」とは、現地の言葉で「どうもありがとう」の意味)の、「デーラマナナ」を発行しています。
アフガニスタンって戦争のイメージしかないと思うんですけど、ふつうの生活を知ってもらいたいというテーマで書いています。JVC事務所の近くにアフガニスタン人がやってる宝石屋さんがあるんですけど、最近はそこにインタビューに行って、アフガニスタンにいたころの生活を聞いたり、モスクに連れて行ってもらったり、ラマダン(断食)あけの食事を一緒に頂いたりしました。
他にも、築地本願寺の桜祭りで、アフガンを紹介するお店を出したり、グローバルフェスタのワークショップを考えたりしています。また、勉強会をしたり、イベントの手伝いをします。映画も見たりしてますよ」
―ボランティアに関わって良かったところ
田邉さん「長谷部さん、加藤さん、小野山さん(アフガン担当)の方たちが、アフガニスタンに直接行かれていて、状況を知ることができるのが大きいと思います。新聞で読むだけじゃ分からない、実際にスタッフがアフガニスタンへ行った情報を直接聞けることが魅力だと思います。
それから、ボランティアチームはいろんな方がいるので、関わるのがとても楽しいです。社会人の方でプロのカメラマンとしてシリアやレバノンに行って取材してきた人もいたり、数十年前の平和なアフガニスタンを旅行した経験をお持ちの方がいたり、ベリーダンサーの方もいます。年上の方の話を聞いて勉強になることも多いです。
また、先程話したアフガン人の方に、子供や果樹園の写真を見せてもらって、自分がイメージしていたアフガニスタンと違って驚きました」
―田邉さんがイメージしていたアフガニスタンとは?
田邉さん「戦争で荒れ果てて、荒廃してるイメージでした。でも、ブドウがたくさんなってる写真や、子供が楽しそうに遊んでる動画を見せてもらい、アフガニスタンの生活が見え、イメージが変わりました。平和な生活が本来のアフガニスタンにはあったのだなということを痛感し、何かやれることをしたいなと改めて思いました」
―これから関わってみたい人へ一言
田邉さん「私みたいに関わってみたいけど、まだ何をしたらわからないって人にも来てほしいし、もっとがっつりいろんなことをやりたいって人にもアイディアをどんどん出して欲しいです。
社会人の方が多いので、社会人の方が来やすいようにスケジュールを組んでいます。私も経験はまったくないし、一人で来るのも不安だったんですが、最初にオリエンテーションに来て、不安がなくなりました。ボランティアチームは、知識や経験がなくても全然大丈夫なので、気負わないで気軽に参加していただければ嬉しいです」
おわりに
インタビュー後に、エジプト留学へ行ってしまった田邉さん。また来年帰ってきたら、ボランティアチームに参加予定と笑顔で話してくれました。ありがとうございました。
第2段はアフリカチームを紹介予定です。皆さんも、気軽にボランティアチームに参加してみてください。
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