\n"; ?> JVC - 南スーダン内戦危機、現地の情勢と国際社会の関わり - イベント情報

南スーダン内戦危機、
現地の情勢と国際社会の関わり

~平和のために何ができるのか?~
2016年10月24日 更新

JVCは9月、スーダン事務所現地代表の今井を南スーダンに派遣し、首都・ジュバで緊急支援を行いました。⇒詳細はこちら

南スーダンに関しては、自衛隊を巡って日本でもメディア等で取り上げられる機会が増えていますが、「危険なのかどうか」「自衛隊を派遣すべきかどうか」という日本側の視点・論点に偏っており、南スーダンの人々がおかれている状況への理解や、日本を含めた国際社会がどのように関わっていくべきか、という自衛隊派遣の賛否以前に議論されるべき視点が欠落しているようにみえます。南スーダンの政治経済、社会が実際にどのような状況にあり、人々の生活にどれだけの甚大な影響を及ぼしているのか、その背景はどういったものなのか、国際社会はそれにどう関わっているのか、そして、南スーダンの社会の安定のために日本は、政府レベルで、あるいは市民レベルでどのような役割を果たすことができるのか、といった諸点については、情報や議論が不足しているのではないでしょうか。

本イベントでは、今年8月にアフリカで南スーダンの和平プロセスについて現地調査を行った上智大学准教授の東氏から、昨年8月の和平合意後、また今年7月の戦闘後の国際社会の関わりについて報告していただくほか、大阪大学博士課程の村橋氏から、2013年12月から現在に至るまでの国内情勢について、紛争の動向と政治社会的背景を、第二次スーダン内戦期まで遡って説明をしていただきます。また、9月にジュバ入りして緊急支援を行ったJVC今井からは、南スーダン市民・避難民の状況を中心に報告を行います。報告のあとには、国際社会、日本政府及び市民社会の役割について議論する場を設けます。

南スーダンの人々の現状について学び、一緒に人道支援の課題を含めて日本及び国際社会のかかわりについて考えませんか?

日時 2016年11月11日 (金) 18:30~20:30
会場 ウェスレーセンター 2F「セミナールーム205」
住所:東京都港区南青山6-10-11 (会場への地図)
アクセス地下鉄表参道駅(千代田線、半蔵門線、銀座線)より徒歩10分
登壇者プロフィール
(登壇予定順)

谷山博史(たにやま ひろし)

JVC代表。1986年にJVCに参加し、カオイダン難民キャンプで技術学校を担当。その後タイ、ラオス、カンボジアでの駐在を経て、94年から事務局長。その後02年から再び現地駐在、JVCアフガニスタン現地代表。06年帰国し、現職。
※本イベントではファシリテーターを担当します

東大作(ひがし だいさく)

1993年-2004年、NHK報道局ディレクター。クローズアップ現代やNHKスペシャルの企画・制作を担当。08年にアフガニスタンと東チモールで現地調査を行い、その報告書は国連PKO局から出版され、提案したアフガンでの和解プログラムは実現に至った。09年12月から10年12月まで、カブールで国連アフガニスタン支援ミッションに勤務、和解・再統合チームリーダーを務める。11年1月より東京大学大学院総合文化研究科准教授。12年8月、ブリテイッシュコロンビア大学から博士号取得。12年8月から14年8月まで、東京大学と外務省の人事交流により、ニューヨークの国連日本政府代表部の公使参事官として勤務。14年8 月に東大に復職。16年4月、上智大学グローバル教育センターの准教授に着任。

村橋勲(むらはし いさお)

2002年、京都大学総合人間学部卒業。02年-06年、京都大学大学院人間・環境学研究科(05年修士号取得)。06年-12年、NHK報道カメラマン。12年から、大阪大学大学院人間科学研究科在籍。専門は、文化人類学、東アフリカ地域研究、難民研究。研究テーマは紛争、平和構築、難民。13年に南スーダン、14年からはウガンダで南スーダン難民の調査を行う。16年8月、複数のNGOとともに専門家としてウガンダで南スーダン難民の受け入れ状況と支援のニーズに関するアセスメントに参加。

今井高樹(いまい たかき)

JVCスーダン事務所現地代表。会社員生活のかたわらJVCの活動にボランティアとして関わる。2004年に一般企業を退職、アメリカの公立小学校にインターンとして勤務したのち、07年5月より現職。以降スーダン南部自治領(現南スーダン)のジュバに3 年にわたり駐在。10年よりスーダン(北部)の南コルドファン州に移動、2011年6月の紛争勃発後から現在は首都ハルツームに駐在。16 年7月の南スーダン首都ジュバでの戦闘による被害の調査のため現地入りし、9月に避難民への食料支援等の緊急支援を実施。

参加費 1,500円
定員先着70名様
主催日本国際ボランティアセンター(JVC)
申し込み/
問い合わせ先

スーダン事業担当小林、広報担当大村
メール:r-kobayashi@ngo-jvc.net
電話番号:03-3834-2388

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