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| 2009年4月 | 金森さん「池プロジェクト」 | ||
| 2009年3月30日 | デーンさん「タイチームの皆さんへ」 | ||
| 2008年12月 | 下田さん「水牛ベニ、ネットとの別れ」 | ||
| 2008年12月 | カオルさん「牛プロジェクト報告」 | ||
| 2008年8月 | デーンさん「牛プロジェクト報告」 | ||
| 2008年6月 | カオルさん「カオデーン農園からの便り」 | ||
| 2008年 6月 |
ベニちゃん、毎日気持ちよさそうに池で水遊びをしています。 タイチームの牛、ベコの息子の名前は“ポイファイ”(「やわらかい」という意味。有名なタイ人コメディアンの名前)になりました。 |
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| ベニちゃん | |||
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叔父さんは、田植えの準備にかかったので、今は野菜の方は少なくなっていますが、まだたくさんある空芯菜やかぼちゃを時々くれるので、私たちやインターンの食卓にのぼっています。 うちはトラクターがないので、うちの田んぼの耕起は叔父さんにお願いしています。来週も、叔父さんに手伝ってもらう予定です。 |
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| ベコちゃんとその子ども | |||
| 2008年 8月 |
■ベコ(タイチームの牛) & ジョイ 「牛・プロジェクト」が始まってから4ヶ月が経った。ベコを買って来てから4ヶ月ということだ。ベコの息子ポイファイ(買って来てすぐ生まれた生後4ヶ月)はとても丈夫で、いつもやんちゃに飛び跳ねて遊んでいる。 |
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ティアン叔父さんがせっかくポイファイのために小屋を大きくしたのに、ポイファイは小屋で大人しく寝るのは嫌いで、いつも小屋の外で寝ている。お母さんのベコも、トモの牛「ジョイ」も、叔父さんの牛「カーオ(白)」も、みんな小屋の中で寝ているのに!! ポイファイがあと1〜2ヶ月たって母乳を飲まなくなったら、またベコにお父さんを見つけて、子作りに励んでもらう予定だ。ジョイは、買って来た時にやせていたので 「ジョイ(やっせっぽち)」という名前にしたのだけれど、今では全然やせっぽちではなくなった! |
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牛糞はだんだん溜まってきた。もう少し発酵させたら野菜畑に入れられるだろう! 叔父さんは、「来年からもう化学肥料を買う必要がないな」と嬉しそうだ。 今は、田んぼ仕事などをしながら毎日せっせと牛たちに食べさせる草を刈っている。ちょうど田植えが終った時期なので、自分の水田にも周りの水田にも稲が植わっている。だから、牛を適当にそこらに放しておくわけにはいかない。叔父さんの水田の田植えはほとんど終ったけれど、もう一人の叔父さんのキャッサバ収穫の手伝い(日雇い)をしたり、牛の世話をしたりと忙しい。 |
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■ベニ(藤井さんの牛) 妊娠中のベニは良好。お腹は順調に大きくなっている。田植えが終って、同じく放牧する場所がなくなったので僕も水牛たちのために毎日草刈りをしている。11月の稲刈りが終ったら、ベニの子供が生まれるだろう。稲刈りが終ればまた放牧する場所が十分にあるので、ベニの子供が遊ぶのにちょうどいい! ベニの糞もだんだん溜まっているので、発酵させているところだ。 来年には、堆肥として水田に入れられるだろう。ベニは僕が責任もって世話をしています。 |
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| 2008年 12月 |
■タイでの「牛」 今タイでは牛の値がとても下がっている。タイで人気の耳の長い高級牛は、5年前には、子どもを生める雌牛であれば10〜20万バーツほどの値がつくものもあったのに、今ではせいぜい1〜2万バーツ。牛は、要りようになったときにすぐ現金化できるという意味で農民にとっては財産なのだが、5年前に買って、今売る必要になった人にとってはかなりの赤字だ。いい牛を買って、値があがったら売ろうと考えていた農民も多い。そういう人は、借金して牛を買っているので、その借金の一部でも返すために、安値の今、しょうがなく売りに出さなくてはならない状況の人もいる。このような運用の仕方はタイ農民の問題ともいえる。これによって、地元の牛の値にも少し影響して下がっている。 水牛については反対だ。値が上がっている。最近、ベトナム人商人がタイから水牛を大量に仕入れていくからだ。ベトナム人が国内で消費(食)する水牛の需要が満たされていないらしい。その上、ベトナムでは水牛を田んぼの耕起に使うことを政府が奨励しているらしく、需要が更に高まっているというのだ。 |
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| ■ティアン叔父さん でも、そんな牛の値の変動も、ティアン叔父さんにはあまり関係はない。叔父さんの飼っている牛は、普通の種類だから。 東北タイではもうほとんど稲刈りは終っている。叔父さんも稲刈りが終わったので、牛たちを田んぼに放しておくことができる。 タイチームの牛、ベコもトモ(下田くん)の牛、ジョイもとても元気。子ども達もいつも飛び回っている。ポイファイ(ベコの子)は、チューン(ジョイの子)より大きくなっている。 もし今、ポイファイを売ったら、2000〜2500バーツにはなるらしいが、叔父さんは、ポイファイは売らずに、子どもを生むためのお父さん牛に育て上げたいと言っている。たまってきた牛糞の一部は、野菜畑用に、残りは来年の水田用にとっておくとのことだ。その分科学肥料を買わなくてすむ。 |
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| ティアン叔父さんはお父さんお母さんと奥さんと子ども二人の6人家族で村内の小さな家に住んでいるのだが、もうだいぶ古いので新しく立て直すことにした。 最初にもっていた自分の親子牛を売ると5500バーツになる。そして今年のお米の収入が5000バーツ。これでいくらかの道具と材料、屋根用のトタンなどが揃えられそうだ。それだけではまだまだ足りないので、まとまった収入があったときに少しずつ、数年かけて建てていくことになるだろう。 ベニは、毎日うどんと一緒に過ごしている。ネットが売られてからのベニは、あまり草も食べず、うどんも遊び友達のソバがいなくなってとても淋しそうだった。でも今は元気になってきている。ベニにはまた子どもを生んでもらいたいけれど、村内ではあまり雄水牛を飼っている人がいないので、お父さんを探すのが大変なんだ。だから、お父さん水牛を買おうと考えている。 うどんも将来は耕起ができるように鍛えたいと思っているけど、まだそれは数年後の話。今はまずベニの相手になるお父さん水牛を買って、子作りと同時に、田んぼを耕せるように特訓したいと思っている。 |
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| 11月11日、この日はカオデーン農園で11期生の中間報告会でした。カオデーン農園は、11期生がタイ語や農業研修を行った場所です。この報告会にはJVCから代表の谷山さんが参加したほか、インターンプログラムに助成をしているトヨタ財団からも一人(加賀さん)来ていただきました。午前に11期生の二人から報告してもらい、昼食をとった後、小一時間の昼休みをはさみました。午後は、カオデーン農園初訪問の谷山さん・加賀さんへの農園案内が予定されていました。 そんな昼下がり、飼っている水牛を(親子セットで)売ってほしいと、村人がやってきました。農園長のデーンさんは、悩んだ挙句、売ることを決断。池のすぐそばで昼休みをとっていた水牛親子(ネットとソバ)は、その村人に連れていかれ、カオデーン農園を後にしました。 昼休みが終わり、農園案内を始めた途端、田んぼの向こうのほうから「ドッシッ、ドッシッ、ドッシッ」という地鳴りにも似た足音が…。 |
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| それは、もう一頭の水牛、ベニの足音でした。 ネットとベニはとても仲良しでした。昼休みの間も一緒にいた二頭に訪れたのは、そう、突然の別れだったのです。ベニはそばにいたネットが見知らぬ村人に連れて行かれるのを見て、咄嗟にネットがもう戻ってこないことを察したのでしょう。 普段、水牛は鼻輪のように鼻に丈夫で太い紐を通しています。この紐を引っ張ったり緩めたりして人間と一緒に歩き、紐を木に結わいて、牛はあたりの草をはみます。ベニは、この鼻に通された紐を引きちぎってネットを追っていったのです。普段は大変おとなしい水牛が、刈り取ったばかりの田んぼを猛烈な勢いで走っていくのです。そのスピード、その迫力たるや想像を超えていました。農園案内中の一行はその姿に慌てふためき、デーンさんはベニを追って駆け出しました。私もなぜか分かりませんが、デーンさんを追って駆け出しました。谷山さんも加賀さんもその後を追ってやってきました。そして2枚目の田んぼに入ったくらいの所でデーンさんはベニを捕らえました。そのまま、ベニをつれて牛舎へ。もう一度、鼻に紐を通さなくてはなりません。牛舎に戻っても、ベニは興奮して鼻息が荒いままでした。そして、目にはうっすら涙のようなものが光っていました。 |
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| 目を赤く腫らして涙目のベニ | |||
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鼻に紐を通す作業は、言うなればピアスを開ける作業に似ています。先端を尖らせた竹製の針(その場でデーンさんが製作。パッと作れるイサーン人に脱帽)に紐を通し、それを鼻に通すのです。首に紐を巻きつけ、それを牛舎の柱に結わいて頭が動かないように固定します。そしてやるときは一気に刺す。もちろん鼻血が出ます。これに失敗すると、牛は痛くてかなわないので可哀想です。2度目にようやく成功し、無事に新しい紐が通りました。鼻から流れる鼻血をベニは一生懸命、舌で舐めとっていました。 次の日、ベニはネットのいない牛舎で朝を迎えました。昨日よりは落ち着いてはいましたが、なんだかやっぱり寂しそう。水牛も動物。人間と同じように感情があります。言葉が分からなくても、ベニのとった行動は別れのつらさを訴えていました。ベニはこの寂しさを乗り越えて、今日も草をはみ、草むらで昼寝をして、池で水浴びをしていることでしょう。突然の別れは寂しかったよね。でも、よくがんばったよ、ベニ。 |
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| 新しい紐を鼻に通そうとするデーンさん | |||
| 2009年 3月30日 |
イサーンでも雨が降り出し、カオデーン農園にも緑の景色が広がり始めました。とてもさわやかで気持ちがいいです。タイチームが支援してくれた新しい池を見ると、嬉しくてわくわくします。タイチームの皆さん、ありがとうございました!この池によって、今後はもっと水を溜めることができ、日照りの時でもこの池から水田に水を入れることができます。カオデーン農園としても、アヒルを飼うなどまた新しい活動を始められます。 今は80%完成したところです。トモ(下田君)、フミとケイコ(11期生 金森くん、宮田さん)、ユキ(元8期生 堤さん)が、すご〜〜〜く重たい土管を動かす作業を一緒にやってくれました。そして、トモが帰った後は、フミとユキが土管に土をかけるのを手伝ってくれました。あとは、あぜ道を作るだけです。そして、雨が本格的に降れば水が溜まります。まだ終っていませんが、タイチームの皆さん、いつか是非是非カオデーン農園に来てください!! ベコとジョイはだんだん太ってきました。2頭ともうまく妊娠したみたいです! ベコは12月、ジョイは来年の1月には子どもが生まれるでしょう。ポイファイ(ベコの子)はとてもよく育っていて、村の人は毎日のように売ってくれと言いに来ているようです。雄だけど、叔父さんはまだ売る気はなく、大きくなってから売るか、そのままお父さん牛としてキープするか考えているようです。ベニとうどんの世話は、先週までいたフミがすっかり慣れた調子でやってくれていました。フミもすっかりイサーン人です。 |
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| 2009年 4月 |
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昨年、カオデーン農園では田植えをした後にあまり雨が降らず、田んぼの水がなくなってしまいました。水がなくなると雑草がすごい勢いで伸び、また、稲の生育にもよろしくありません。カオデーン農園のあるタイ東北部は、灌漑施設が整備されているところは少なく、農業用水は主に雨水に頼っているのが現状です。その状況を改善すべく池を掘って雨水を貯め、雨が降らないときには池の水を利用しているところもあります。カオデーン農園にも池がふたつあるのですが、ひとつは小さくて干上がりやすく田畑から遠い位置にありあまり役に立ってはいません。もうひとつは大きくて水もたくさんあるのですが田畑から少し遠く、水を汲み上げるのが大変です。 この現状を改善すべく、もう一つ池を掘ることにしました。候補地としては元々田んぼで、水がたまりやすい(というより必要以上に水が流れてきてしまう)場所を選びました。また、ただ水がないときに備えるためだけでなく、ナマズ等の魚やアヒルを飼育できる、多目的に使える多機能池とする構想でした。 そして、先日、この池の造成工事がありました。池を掘るのは業者の方がトラクターでやってくれました。途中で、池と池を繋ぐ土管設置を自分たちでやる必要があり、ちょうど東京事務所スタッフの下田さんや第9期インターンの堤由貴さんがカオデーン農園に来ていたので、みんなで土管設置作業に取り組みました。この土管設置はまさに大変な作業でした。 この土管、直径が80センチ、高さ(長さ)が1メートルあります。重さは、デーンさんいわく、200キロだそうです。これがなんと6個(結果として使用したのは5個でした)!それをみんなでウンウンいいながらゴロゴロ転がしていったのですが、重くてなかなか動いてくれません。 |
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| しかも、目的地までには下り坂があって、重力に任せて転がしてしまうとどこにいってしまうかわからず、しかも壊れてしまう恐れがあるので、慎重に下ろす必要がありました。これだけでもハードワークで、腰を痛めてしまった人も出ました。 続いては、土管を埋めるための溝掘りです。これは、土がやわらかかったので、それほど大変ではありませんでした。 問題は、この溝に土管を設置する作業でした。この時点では、まだどのように土管を設置するかが決まっていませんでした。デーンさん、下田さん、僕でそれぞれ考えた方法が異なりました。しかし、それを説明するのにまず一苦労しました。堤さんいわく、みんな「シャッ」とか「ドカッ」とかの擬音と手振りばかりで何がいいたいのかよくわからなかった、とのことでした。それはともかく、デーンさんの案は、土管を縦に回転させて設置するというもの。下田さんの案は、土管を横に転がして(溝の近くまで土管を運んできた方法と同じです)最後に向きを変えて設置するというもの。僕の案は、丸い木材を敷いてその上をすべらせるというもの。 |
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| どの案が採用されたのかといいますと・・・全部の案を併用しました。どの案も実施するには問題があり(土管が重過ぎる、溝が狭すぎる、木材が抜けない等)、単独ではうまくいきませんでした。当初の予定では、この土管設置作業は午前中で終了するはずだったのですが、土管と土管との隙間をうまくなくすことができず時間がたくさんかかってしまいました。 なかなかうまくいかないのとお腹が空いてきたのとが重なり、みんなイライラしてきていてなおさらうまくいきません。4個目の途中で作業を中断し、お昼ご飯を食べることにしました。 |
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| お昼ご飯を食べ終わった後、日本人組は疲れきっていて「続きは明日でもいいんじゃない?」などといっていたのですが、デーンさんが「いや、今日中に終らせるんだ」と強く主張したので、すぐに作業を再開しました。 するとあら不思議、午前中はホントに苦戦していた隙間埋めが、スルっとできてしまい、続く5個目は、それまでにかかった時間は何だったんだと思うような速さ(30分かからないぐらい)で作業完了してしまいました。デーンさんはお昼ご飯に食べたカオニャオ(もち米)のパワーだとかいってました。 後日、さらにトラクターで池を深くする予定だったのですが、なぜか業者の人がちっとも来ません。そうこうしている間に日にちがたっていき、完成は来年に持ち越しか?と思うようになったころにようやく業者の人が来てくれてなんとか造成工事は終了しました。 |
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現在では池に水を張り、魚を放すところまで完了しています。残るはアヒル小屋を建ててアヒルを飼うだけなのですが、雨季が近づいています。雨季が始まれば田植えの準備もしなくてはなりません。何かと忙しいカオデーン農園。 無事、アヒルが登場する日が来ることを願ってやみません。 |
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