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活動

2018年3月 6日 更新

(1)青少年活動のサポート、活性化

女の子たちが身体の変化やHIV感染予防、自身の意思で「NO」と言う権利などについて話し合う研修なども実施します。女の子たちが身体の変化やHIV感染予防、自身の意思で「NO」と言う権利などについて話し合う研修なども実施します。

青少年らが自分自身や地域社会の現在や課題、将来について考え、行動する力をつけ、また互いにサポートし合うことは、将来の支えや希望につながります。そして、そのことが個々の行動変容や社会へのインパクトをもたらし、地域における将来的な感染拡大予防につながることを目指し、以下の活動を行っています。

DICに通う青少年自身が家庭菜園づくりを学びます。DICに通う青少年自身が家庭菜園づくりを学びます。

2村のDICに通う青少年らを対象に研修を実施、DICにおける日常的な活動を活性化させると同時に、彼ら・彼女らがお互いに協力し、学び合う「ピア・サポート」の体制を強化します。具体的には、「スカウト」のプログラムをアレンジした研修として、リーダーシップ研修、人権に関する研修、ジェンダー研修、HIV/エイズに関する研修、チームワーク研修などを実施します。また、青少年自らが、研修で得た知識を使ってHIV/エイズ予防などについて地域内で伝えていくための研修を実施します。研修後には、青少年による地域内での予防啓発活動を実施、これを支援します。予防啓発や若者の行動変容における「ピア・エデュケーション」の効果についてはすでに様々なところで報告されており、地域内でHIV/エイズ予防、性教育等について若者同士が教え合い、価値観を共有することで、意識啓発につながることが期待されます。また、上述のとおり、南アのHIV/エイズの問題は、貧困や女性の地位の低さなど経済・社会的な課題と切り離して解決することは難しい状況です。これを受けて、家庭菜園で基本的な野菜や主食を生産するための菜園研修を実施します。

20180226-southafrica-hiv-aids-10.jpgスポーツデーを利用して、DICの青少年らとケアボランティアが協力してHIV感染予防啓発を実施。
20180226-southafrica-hiv-aids-11.jpg青少年らが10歳以下の子どもたちのサポートも。DIC敷地内で菜園づくりを教えました。

活動の中では、同様の活動を行う他団体との経験交流を行い、青少年・子どもたちに学ぶ場を提供し、またモチベーションの継続にもつなげます。
また、これらと以下の(2)の活動を通じて、青少年が年下の子どもたちをサポートする体制をつくり、地域内の子どもたち、青少年世代がDIC活動に世代を超えて、持続的に参加していくための仕組みをつくります。

(2)青少年活動のサポート体制強化

村内の保護者たちが、自分の子ども時代を振り返りながら、子どものケアにとって大切なことなどを学ぶ研修を実施。村内の保護者たちが、自分の子ども時代を振り返りながら、子どものケアにとって大切なことなどを学ぶ研修を実施。

DICのケアボランティアが青少年活動を継続的に支援し、それが次世代に続いていくためのサポートをするための研修と活動モニタリングを行います。
具体的には、ケアボランティアが子どもたちとともに行うDICの日常的なプログラムを充実させる方法・内容について研修を実施、あわせてリンポポ州内及び他州で青少年活動に実績のある団体から、子どもたちをサポートする方法を学ぶための経験交流を実施します。また、子ども同士が学業やその他生活面での相互サポートを行う「サポート・グループ」の支援に関する研修、環境整備も行います。DICの日常的な活動基盤支援として教材の提供やDIC家屋の修繕も行う。さらに、将来的にDICが持続的に運営されるよう、組織基盤強化としてケアボランティアとガバナンス及びプロジェクトマネージメント(資金調達を含む)研修を実施します。
また、DICの活動に対する地域関係者、保護者らの理解も欠かせず、青少年らの保護者や地域の教育者を対象に、子どものケアと青少年の役割について理解を深めるための研修を実施します。具体的には、地域の教員一部には、若者の成長過程についての理解を深め、体罰を使わない教育方法に関する研修を実施します。保護者には、青少年のサポートにおける保護者の役割に関する研修を実施します。

(3)モニタリングとフォローアップ

研修で学んだことが日常の活動に定着するように、JVCとしてDICの日常的な活動や青少年の状況に関するモニタリングと必要に応じたフォローアップに力を入れています。

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