国際協力機構(JICA)によりモザンビーク北部で実施されてきたODA事業「プロサバンナ事業」は、土地収奪などの権利の侵害、コミュニティの分断など様々な問題を孕んでいるとして、モザンビークと日本から反対の声があがるのみではなく、国際的にも批判を受けてきました。そんな中でもプロサバンナ事業は9年間存続し続け、これまでに約35億円もの税金が投じられてきました。
しかし、ここにきて本格的な事業展開を前に中止されることが正式に決定し、市民運動によるODA事業の中止という画期的な結果を生み出しました。今回の決定を受けて、これまで反対の声をあげ続けてきたモザンビークの小農運動のリーダーも参加して緊急記者会見を開催いたします。
■開催日時:2020年8月3日(月)14時-15時30分 ■会場:参議院議員会館B104会議室(東京都千代田区永田町2-1-1) ※参加にあたっては入館証が必要なため事前登録をお願いいたします 【締切:8月3日(月)午前11時】 ■登録先:https://ngo-jvc.info/20200803 ※新型コロナウイルス感染症対策のため、お申込みは取材・メディア関係者にかぎります。ご了承ください。 後日、映像がアップされる予定です。
詳細は下記プレスリリースをご覧ください。
現地・日本の市⺠からの働きかけが結実、ODA事業プロサバンナ事業が中止に︕8/3(月)緊急記者会見を開催
2011年よりアフリカ・モザンビークで実施されてきたJICAによるプロサバンナ事業(日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム)は、対象地域に暮らす住民の自給的農地の収奪、コミュニティの分断、事業に反対する農民や支援者への脅迫・弾圧、農民の権利の侵害など、様々な問題を孕むプロジェクトとして、モザンビークと日本のみならず、国際的にも批判を受けてきました。しかし、プ...