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アフガニスタンオンラインイベント第2弾

女性を取り巻く状況を多面的に考える

2021年9月14日 更新

タリバンが権力を掌握したアフガニスタンでは、「女性の権利が守られるか」が国際社会の関心を集めています。

タリバンは、女性の権利を「シャリーア(イスラム法)の範囲内で尊重する」と表明しましたが、女性への権利侵害の事例がメディアでは大きく報道されています。その一方で、女性の就労が認められ、NGOなどによる女性を対象とする識字教室の活動が再開されるといった事例も報告されています。いったい、私たちは現地の状況をどう考えればよいのでしょうか?

そもそも、アフガニスタンでの女性への人権抑圧は、「タリバンが悪い」とだけ理解すればよいものなのでしょうか?20年前のアフガニスタン攻撃では「タリバンから女性を解放する」ことが軍事攻撃の正当化に使われました。

しかし、問題はそんなに単純だったのでしょうか?このイベントでは、お二人の登壇者を招いて、多角的な視点から考えていきたいと思います。

アフガニスタンの現場から:

農村部での女性を中心とした識字教室をJVCから引き継いで実施しているYour Voice Organization(YVO)副代表のアブドゥル・ワハーブさん

  • 女子教育の現状や、識字教室を通じた地域の人びとの意識の変化について
  • タリバンの権力掌握以降の活動一時停止、その後の交渉による活動再開の許可など、タリバンとの話し合いの様子や活動の現状について

※ワハーブさんのお話には逐次通訳が付きます。

アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力についての研究者の視点から:

現地の女性団体RAWA(アフガニスタン女性革命協会)を支援している清末愛砂さん

  • 現地の女性を取り巻く状況について歴史的な背景や変遷について
  • 現地の状況の多様性・多面性、タリバン権力掌握以降の状況をどう考えるか

皆さまのご参加をお待ちしております。

日時 2021年10月19日(火) 20:00〜21:30
*その後、お残りいただける方と22:00まで質疑応答を継続いたします
会場 オンライン(お申し込みいただいた方に、ZoomのURL が送られます)
登壇者の
プロフィール
アブドゥル・ワハーブさん
医師。1974年、アフガニスタン東部ナンガルハル県出身。4歳の時に旧ソ連がアフガニスタンに侵攻し、公務員だった父親が逮捕され今も行方不明のまま。叔父家族とパキスタンに難民として移り住むが、祖国アフガニスタンに戻りカブール医科大学を卒業。NGOの地域保健トレーナーの経験を経て2006年にJVCに参加、地域保健の活動を担う。2019年のYour Voice Organization(YVO)設立後は副代表を務め、識字教室を中心とする地域教育活動を統括。
清末愛砂(きよすえ・あいさ)さん
室蘭工業大学大学院教授。専門は憲法学、家族法、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。RAWAと連帯する会共同代表。著書に「ペンとミシンとヴァイオリン-アフガン難民の抵抗と民主化への道」(寿郎社、2020年)、「平和とジェンダー正義を求めて-アフガニスタンに希望の灯火を」(耕文社、2019年、共編著)、『自衛隊の存在をどう受けとめるか』(現代人文社、2018年、共編著)、他多数。
加藤真希(かとう・まき)さん(通訳)
一般社団法人平和村ユナイテッド(Peace Village United)理事。元JVCアフガニスタン事業担当職員。

※ワハーブさんのお話には逐次通訳が付きます。

参加費 無料
※よろしければ、peatixでのお申込みの際に、ぜひ寄付チケットを通じてのご支援をお願いします。登壇者のアブドゥル・ワハーブさんの団体(YVO)への支援となります。なお、寄付領収書は発行できません。ご了承ください。
主催日本国際ボランティアセンター(JVC)
申し込み/
問い合わせ先
【申し込み】
以下のオレンジのボタンからPeatixに進んでいただいて、Peatixの画面上部「マイチケット」リンクより、イベントの参加ボタンが表示されます。そちらをクリックし、zoomウェビナーにご参加ください。
【問い合わせ先】
日本国際ボランティアセンター(JVC) imai@ngo-jvc.net(今井)