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「パレスチナの声を聴く」オンラインセミナー ~パレスチナにおける食料主権を取り戻すために~

2021年9月13日 更新
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イスラエルの占領下にあるパレスチナ。パレスチナの人びとは、家屋破壊や土地収奪、畑や車両の損害など、日常的にイスラエルによる迫害を受け、抑圧下で暮らしています。また、政治や経済、日常的な移動など、あらゆる面でイスラエルによりコントロールされ、食料も輸入に頼らざるを得ません。

こうした状況のなか、パレスチナ農業開発センター(UAWC)は「食料主権」をかかげ、小農の権利や土地、水、種子を守るための地道な活動を続けています。パレスチナの人びとから見た「食料主権」とその重要性とはどのようなものでしょうか。占領下における小農の支援はどのような意味を持つのでしょうか。本セミナーでは、UAWCのメンバーに、主にシード・バンクやイスラエル管轄区域で土地や農業を守る具体的な活動について報告いただきながら、食料主権について、そして占領の問題について考えます。

また、2021年5月に起きたイスラエルによる11日間にわたる空爆により、ガザ地区では、66人の子どもを含む256人が命を落とし、約2,000人が負傷するとともに、建物やインフラに甚大な損害が生じました。UAWCが停戦後に実施した調査では、農業部門にも甚大な被害が出たことが明らかになっています。UAWCは、爆撃で住居を失った住民や避難者への食料支援にとどまらず、ガザ地区での農業生産の復旧支援も計画していいます。本セミナーでは、日本ではほとんど知られていないガザ地区の農業の現状についてもお話いただきます。

スピーカー】

  • フアッド・アブ・サイフ(パレスチナ農業開発センター 代表)※
  • ドゥアー・ザーイド(パレスチナ農業開発センター マネージャー)※
  • 大澤みずほ(日本国際ボランティアセンター パレスチナ事業担当)

※アラビア語・日本語の逐次通訳あり

プログラム(予定)

1)主催あいさつ

2)パレスチナについての基礎情報

3)メイントーク
・パレスチナにおける食料主権の重要性
・在来の種子を守る取り組みについて
・土地や農業を守る取り組みについて

4)ガザについて:
・2021年5月の爆撃の経緯
・緊急救援活動報告、農業の被害状況と中長期的な立て直しの計画など

5)質疑応答

日時 2021年9月28日 (火) 19:00~21:30
会場 オンライン・ウェビナー(お申込みいただいた方に後日メールでURLが送られます)
登壇者の
プロフィール
登壇者
◆Fuad Abusaif/フアッド・アブサイフ
パレスチナ農業開発センター(UAWC)ゼネラル・ディレクター
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数多くの農業プログラムや農民グループを創設、牽引するリーダーであり、人権活動家。「パレスチナ・ローカル・シードバンク」の創設者の一人でもある。持続的でコミュニティに根ざした開発手法を用い、農民の資源に対する主権強化を通じて、パレスチナの農業の発展に貢献してきた。世界的な農民運動「ビア・カンペシーナ」の一員であるUAWCの代表として、同運動のアラブ地域・北アフリカ地域での活動の発展にも大きな役割を果たし、農民の声を国の政策レベルだけでなく、地域や国際的な場にも届けている。「持続可能な開発と農業・植物保護」の修士取得。
◆Do’a Zayed/ドア・ザイード
パレスチナ農業開発センター(UAWC)
シードバンク・ディレクター
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農学者。植物生産・保護部門で農業科学の学士号を取得。ヘブロン大学の「天然資源とその持続可能な管理」に関する修士課程を首席で卒業。「パレスチナ・ローカル・シードバンク」の創設に関わり、以後10年間にわたって運営を担っている。在来種の種子の生産や気候変動の緩和・適応に関し、パレスチナ内でコンサルタントとして活躍中。
◆大澤 みずほ(おおさわ みずほ)
日本国際ボランティアセンター(JVC)
パレスチナ事業担当
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看護師として国内で救急医療に従事。青年海外協力隊(パラグアイ)を経て、 保健医療の分野に限定せず、より包括的な支援に携わりたいと思い、2018年にJVC入職。 2019年には約半年間エルサレムに駐在し、現在は東京担当。
参加費 無料
主催株式会社オルター・トレード・ジャパン、特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター、特定非営利活動法人APLA(共催)
協力特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク、家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン、農民運動全国連合会
申し込み/
問い合わせ先
特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(担当:渡辺)
Email: nabekama@ngo-jvc.net
特定非営利活動法人APLA(担当:野川)
Email: info@apla.jp