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TICAD VII 公式サイドイベント

SDGsとアフリカ開発?

~私たちの暮らしから考える~
2019年8月 7日 更新

8月末に開催される国際会議TICAD VIIに合わせて開催されるこのイベントに、地域開発グループマネージャー/南アフリカ事業担当の渡辺が登壇します。

【以下、主催者広報文】

(イベントチラシ、PDF)

アフリカは「遠い国?」
私たちの身近なものがアフリカから
来ているのを知っていますか?

エチオピアのコーヒー、モーリタニアのタコ、ケニアのバラ。そして日本の産業になくてはならないニッケルやプラチナなどの鉱物資源...これらはすべてアフリカから輸入されているものです。

ではこれらの輸入は、アフリカの人たちの暮らしも豊かにしているのでしょうか? TICAD7を機に、アフリカから農民の方たちをお招きし、私たちに身近な存在であるパームオイルと大豆油を事例に、今世界で、アフリカで何が起きているのか、専門家を交えて報告してもらい、日本との関係を紐解きます。そしてSDGs達成に向けて日本の消費者として何ができるか、みなさまと横浜から考えます。奮ってご参加ください。

日時 2019年8月29日 (木) 15:30~17:00
会場 パシフィコ横浜1階 展示ホールB
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1 (会場への地図)
アクセスみなとみらい駅から徒歩5分、桜木町駅より徒歩12分、バスで11分、タクシーで5分、横浜駅よりタクシー10分、シーバス(船)で10分。
プログラム

プログラム(敬称略)

報告1:パームオイルと私たち
浜田順子(WE21ジャパン理事)
報告2:油ヤシ・プランテーションで起きていること
エマニュエル・エロング(カメルーン農民)
報告3:アフリカで大豆生産? ~日本のODAプロサバンナ事業から見えること
ボア・モンジャーネ(モザンビーク活動家)
コスタ・エステバオ(モザンビーク農民)
解説:グローバルフードシステムと日本
平賀みどり
~フリーディスカッション~
コメント・ご挨拶
海田祐子(WE21ジャパン理事長)
司会・全体進行
渡辺直子 (日本国際ボランティアセンター (JVC))

登壇者プロフィール

エマニュエル・エロング(Emmanuel Elong)
カメルーン出身。リトラル州ムボンジョ村で生まれる。カメルーンに進出するアグリビジネスや多国籍企業による土地収奪や大規模な環境汚染に対抗する農民、活動家として知られる。2010年から、ベルギー人とフランス人が経営するSOFCIN/Bolloré社のプランテーション(油ヤシ、ゴム)の影響を受けるコミュニティの人びとの権利を守るための、人びとによるネットワークSynaparcamを組織し、代表を務める。
コスタ・エステバオ(Costa Estevao)
モザンビーク出身。ナンプーラ州農民連合(UPC-N)代表。小農として、コメ、トウモロコシ、ピーナッツ、豆類、カシューナッツ、さまざまな野菜の有機栽培に取り組む。カトリック教会のメンバーとして活躍する中で、小農運動(UNAC/モザンビーク全国農民連合)と出会い、小農の権利を小農自身が連帯しながら守っていく運動に感銘を受ける。UNACの支部がなかった2010年、ナンプーラ州での組織づくりに着手し、2014年についに「州連合」を結成。同年、同州でのUNACの全国総会開催を実現する。土地収奪が激しい同州の小農運動の代表として仲間達のため奮闘してきた。設立から5年後の現在、UPC-Nのメンバーは3万人に届く勢い。2014年より、日本の市民社会との共同農村調査を行っている。4度目の来日。TBS報道特集、News23でも活動が取り上げられた。
ボアベンチューラ・モンジャーネ(Boaventura Monjane)
モザンビーク出身。子どもの頃から母親の畑を手伝って育つ。ジャーナリズムを志し、苦労をしながら大学を出て、世界最大の小農運動であるビア・カンペシーナ国際局やモザンビーク農民連合で広報を担当。しかし、農民が直面する課題をより世界規模で構造的に捉える必要があると考え、大学院に進み、現在ポルトガルやオランダの研究所に所属しながら博士論文を執筆中。目指すはJournalist-Activist-Scholar(ジャーナリストであり、アクティビストであり、学者)。誰にも優しく公平かつシャープなモザンビークの若者。
平賀 緑(ひらが みどり)
広島出身。国際基督教大学卒業後、香港中文大学へ留学。香港と日本において新聞社、金融機関、有機農業関連企業などに勤めながら、1997年からは手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」共同代表として、食料・環境・開発問題に取り組む市民活動を企画運営した。2011年に大学院へ移り、ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)を取得。植物油を中心に食料システムを政治経済学的アプローチから研究している。新刊『植物油の政治経済学--大豆と油から考える資本主義的食料システム』2019年、昭和堂。
渡辺 直子(わたなべ なおこ)
日本国際ボランティアセンター南アフリカ事業担当/地域開発グループマネージャー。2013年から、日本がブラジルとともにモザンビークで進めるODA農業開発事業「プロサバンナ」や土地収奪問題に関連して、モザンビーク小農組織との合同調査を開始、現在までに10回以上の現地調査を行う。国際NGO・GRAIN事業の日本との橋渡し役として、西・中央アフリカでの土地収奪問題にもかかわる。
参加費 無料
定員200名
主催認定NPO法人WE21ジャパン
共催GRAIN
助成地球環境基金(油ヤシ・プランテーション産業拡大に対応するためのコミュニティ能力強化と地域プラットフォームの形成)、(公益財団法人)庭野平和財団、(一般財団法人)大竹財団
協力モザンビーク開発を考える市民の会
その他会場はペットボトルの持ち込みが禁止ですので、水筒等をご持参ください。
申し込み/
問い合わせ先
【参加申込み】以下のサイトから事前にお申込み下さい。
【お問合せ】WE21ジャパン Tel:045-264-9390
Email:shien@we21japan.org