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さいたまネクスト・シアター 世界最前線の演劇3 [ヨルダン/パレスチナ]

『朝のライラック』

絶望の淵に立つふたり 緊迫の一夜の物語
2019年7月17日 更新
イベントチラシ(PDF)イベントチラシ(PDF)

パレスチナ事業担当の渡辺真帆が翻訳を担当したパレスチナ出身の劇作家ガンナーム・ガンナーム氏による演劇『朝のライラック』が彩の国さいたま芸術劇場にて上演されます。ぜひ足をお運びください。

【下記主催者広報文】
世界最前線の演劇シリーズ第3弾となる本作は、イスラーム国支配下のとある町で若い夫婦を襲った2015年9月の実話に着想を得て書かれました。宗教的にも社会的にも決して冒してはならない禁忌を孕んだニュースは、故郷パレスチナに心を寄せて活動する作者ガンナーム・ガンナーム氏を強く突き動かしました。

過激さで世界を震撼させる武装組織の支配下で、恐怖に包まれ暮らす人びとの声にならない叫び。同時代に失われていく無数の命とその痛みを言葉に変え、明るい未来が訪れるよう祈りを込めて描かれた本作に、どうぞご期待ください。

あらすじ

舞台は武装組織ダーイシュ(※)の支配下にある、中東の架空の町テル・カマフ。この町に住む夫婦、ドゥハー(「朝」の意)とライラクはともに芸術教師をしている。学校は軍事拠点にされ、生徒たちが次々と戦闘に加わり、町が支配の闇に包まれていく中、美しいライラクを手に入れようとする軍司令官と町の長老は、それぞれに非情な選択をドゥハーとライラクに迫る。

※ダーイシュ(Da'ish)とは「イスラーム国」を名乗る組織の他称。「イラク・シャームのイスラーム国(al-Dawla l-Islamiya fi l-Iraq wa sh-Sham)」のアラビア語の頭文字をとった、否定的な響きを持つ蔑称。同組織を支持しないアラブ人やアラビア語メディアは「イスラーム国」ではなく、「ダーイシュ」という呼称を用いることが多い。

世界最前線の演劇

現代の変わりゆく国際情勢の中、世界各地で多数生み出されている諸問題を抱える地域の現状を背景にした戯曲を上演。ニュースでは届けられない市井の人々の姿を舞台上に映し出す。これまでの作品は『ジハード -Djihad-』、『第三世代』。

●公式ページ:https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/6666
渡辺執筆の「埼玉アーツシアター通信」の記事をこちらからご覧いただけます。(P8-9掲載)

日時

2019年7月18日(木)~28日(日)
*全公演、終演後アフタートークあり。

※日本語上演
※開場は開演の20分前です。 ★7/26は記録映像撮影のため客席内にカメラが入ります。
※開場時間よりチケットに記載されている整理番号順のご入場となります。開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。
※特設劇場での上演のため、椅子の形状が通常と異なります。
※車椅子でご来場の方は、公演前日までに彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)までご連絡ください。

会場 彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場)
住所:〒338-8506 さいたま市中央区上峰3-15-1 (会場への地図)
電話:048-854-1170(火曜~日曜10:00~20:00)
アクセスJR埼京線与野本町駅(西口)下車 徒歩7分
参加費

全席自由(整理番号付き)
・一般:3,000円
・SAFメンバーズ:2,700円
・U-25:2,000円(入場時、要身分証提示)
※U-25チケットは公演時、25歳以下の方が対象です。入場時に身分証をご提示ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
(2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります)

【お申し込み先】
株式会社コマーム
048-240-5000(土・日・祝を除く9:00~18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

主催公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
協力公益社団法人国際演劇協会日本センター
その他

作:ガンナーム・ガンナーム

翻訳:渡辺真帆

演出:眞鍋卓嗣

出演:竪山隼太/手打隆盛/堀源起/松田慎也/茂手木桜子/中西晶/鈴木真之介/占部房子(小野事務所)

申し込み/
問い合わせ先

下記お申込みページ、お電話、劇場窓口にてご購入いただけます。

チケット取り扱い・お問い合わせ
SAFチケットセンター
TEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)
窓口:彩の国したま芸術劇場、埼玉会館
※営利目的の転売を禁止します。