\n"; ?> JVC - 【緊急報告会】日本とODA/投資:モザンビーク北部で何が起きているのか - イベント情報
  • HOME >
  • イベント情報 >
  • 【緊急報告会】日本とODA/投資:モザンビーク北部で何が起きているのか
3カ国民衆会議(日本・モザンビーク・ブラジル) DAY3オープンイベント

【緊急報告会】日本とODA/投資:モザンビーク北部で何が起きているのか

プロサバンナ事業とナカラ回廊開発に抗う農民たち
2018年10月25日 更新
アグリビジネスにより収奪された土地に立つ住民。企業により大豆が植えられているアグリビジネスにより収奪された土地に立つ住民。企業により大豆が植えられている

ブラジル・モザンビークから活動の仲間が来日して11/20~22に開催される国際シンポジウム「3カ国民衆会議」の3日めのセミナーに、JVC地域開発グループマネージャーの渡辺が登壇します。ぜひご参加ください。

【以下、主催者広報文】

イベントチラシ.PDFイベントチラシ.PDF

アフリカ・モザンビーク北部(ナカラ回廊地域)での日本の援助事業「プロサバンナ」に地元農民が反対を表明してから6年が経過しました。

本年11月20日から開催される「3カ国民衆会議」のために、モザンビークの農民・市民社会が20名近く来日します。代表団は、日本の官民が巨額の資金・税金を投じて開発を進める同地域で何が起きているのかを「ぜひ幅広い層の日本の人たちに知ってほしい」ということで、この度【緊急報告会】を開催することにいたしました。

2014年に安倍首相が、モザンビーク北部の「ナカラ経済回廊開発」のために5年で700億円の支援を表明しました。「プロサバンナ」は、この一環として日本がブラジルと共に進める大規模な農業開発事業です。事業に反対する農民や市民社会に対して、現地政府から度重なる弾圧、日本の援助資金を使っての介入・分断などの人権侵害が続いたため、去年4月には、事業主であるJICA(日本国際協力機構)に対して、地元住民11名が正式に「異議申立」を行いました。しかし、事業は止まることなく現在まで続き、すでに32億円の税金が使われ、今後もさらに巨額の資金が投じられようとしています。

「ナカラ経済回廊開発」下の炭鉱開発・鉄道整備事業によっても、地元住民は土地を奪われ、農作物の粉塵被害や健康への影響が生じています。これらの事業は、ブラジルのヴァーレ社と日本の三井物産が行っていますが、日本の税金も使われています。両社が開発を進める内陸部の炭鉱と港湾を結ぶための鉄道整備には、JBIC(国際協力銀行)によって1000億円規模の融資が行われ、1000億円相当の貿易保険も出ています。現地の新聞では、モザンビーク政府の巨額の「隠された債務問題」や「債務返済不能宣言」などにより凍結されていた300億円近くの公的融資が再開される見込みであることも報道されています。かつて日本は同国の債務を帳消しした歴史があります。

かつて「人びとのため」だった援助は現在、官民連携を推進する日本政府により堂々と「投資・貿易のための援助」と謳われるようになっています。本当にこれでいいのでしょうか。日本の貴重な税金の使われ方はどうあるべきなのか。モザンビークの農民や市民社会の皆さんの声に耳を傾けながら、参加者とともに一緒に考えたいと思います。ふるってご参加下さい。

日時 2018年11月22日 (木) 17:00~19:00
 集合時間:16:30〜16:45(会館ロビー)
会場 参議院議員会館 B107
住所:東京都千代田区永田町2丁目1−1 (会場への地図)
アクセス永田町駅から徒歩1分、国会議事堂前駅から徒歩4分
プログラム
開催挨拶・趣旨説明
大林稔 龍谷大学名誉教授 / モザンビーク開発を考える市民の会)
報告1「日本のODA/投資とナカラ回廊開発/プロサバンナ事業の10年」(20分)
渡辺直子 日本国際ボランティアセンター
報告2「モザンビーク農民の声」(1時間)
モザンビーク農民連合
農民を支えるモザンビーク市民社会の声
プロサバンナにノー!キャンペーン
報告3「モザンビーク農民を支えるブラジル市民社会の声」(5分)
ジルベルト・シュナイダー ブラジル小農連合 /ビア・カンペシーナ
質疑応答(30分)
まとめ・閉会の挨拶
舩田クラーセンさやか 明治学院大学国際平和研究所

*モザンビークの登壇者については人権侵害を避けるため表記について調整中です。

資料代 1,000円
定員100名
主催3カ国民衆会議実行委員会
協力日本国際ボランティアセンター、日本アフリカ協議会、モザンビーク開発を考える市民の会(その他募集中)
集合時間 16:30-16:45(会館ロビー)
議員会館には自由に出入りできませんので、16時30から45分までに議員会館ロビーに集合下さい。
※玄関入って右側の手荷物チェックを受けてから「モザンビーク」の紙を持ったスタッフのところにお越し下さい。
※遅れてこられる方は具体的な到着時間を事前に申込みサイトの「備考欄」に記入の上、ロビーにてスタッフをお待ち下さい。
申し込み/
問い合わせ先
11月19日(月)午前10時までに下記サイトからお申し込み下さい。
【お問い合わせ】
日本国際ボランティアアセンター(JVC)担当:渡辺
Tel:03-3834-2388 E-mail:nabekama@ngo-jvc.net

一連のイベント費用を集めるため、11月25日までクラウドファンディング実施中です。ご支援または情報の拡散にご協力お願いします。

日本と世界の「食と農」を守る。3ヵ国の農家や市民が連帯する国際会議を開催したい!|3か国民衆会議実行委員会ユースチーム

「3ヵ国民衆会議」は、私たちが生活していく上で必要不可欠な食と農の、今と未来を話し合う国際会議です。1人でも多い3ヵ国の農民の声を会議に反映させ、農村・農民交流を実現するためのサポーターになっていただけないでしょうか?