
民間の交流が政治的に断絶されたイスラエル・パレスチナの学生に「対話の機会」を創出している学生団体「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(JIPSC)」。
今年は8月4日から20日にかけ、JIPSCがイスラエル・パレスチナの学生たちを12名招き、日本人学生とともに広島と東京で対話を実施しています。
「イスラエル建国」そして「ナクバ(大災厄)」から70年を迎えた今年ですが、アメリカの大使館移転問題や、ガザ地区境界付近でのデモなど、今も両地域では衝突が途絶えません。
この状況の中、彼、彼女らがどのような社会で生活し、どのような想いを抱いているのか。そしてともに過ごす時間の中で、日本・イスラエル・パレスチナの学生たちが現地の問題について、それぞれに何を考え、感じたのか...。本報告会で、学生たちが語ります。
三部構成の報告会の中で、JVCパレスチナ事業担当の並木が第二部の基調講演を担当し、日本のNGOによる支援や、イスラエル・パレスチナの市民による活動についてご紹介する予定です。また第一部では、エルサレムに駐在されたNHK職員の佐伯敏氏により、現地で取材されてきた情勢についてお話があります。
現地を身近に感じることのできる大変貴重な機会ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
日時 | 2018年8月19日 (日) 14:00~19:30 (13:40開場) |
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会場 | JICA地球ひろば セミナールーム600
住所:〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内) (会場への地図) |
アクセス | JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分 東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番/4番出口 徒歩10分 東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分 |
タイムテーブル | 13:40 開場団体説明/代表挨拶 ![]() 団体紹介 日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(JIPSC)は、2003年に紛争地イスラエル、パレスチナの人々に民間レベルでの対話の機会を創出、提供することを目的として設立された任意団体。以来10年以上にわたり、その手段としてイスラエル人・パレスチナ人学生を日本に招聘する「日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議」を開催。 14:00 第一部:基調講演①![]() NHK国際部 佐伯敏氏 NHK報道局国際部デスク。福岡放送局、沖縄放送局、首都圏放送センターを経て、2014年から2017年にかけてエルサレムに駐在。2014年のガザ戦争、2015年のイスラエル国会選挙をはじめとした現地情勢を取材・発信した。帰国後はネットワーク報道部を経て、2018年7月より現職。 15:20 第二部:基調講演②![]() JVCパレスチナ事業担当 日本国際ボランティアセンター(JVC)パレスチナ事業担当。「紛争下でもたくましく生きる人々の素顔を探しに行きたい」と思い、大学でアラビア語と平和構築を専攻。2006年から1年間パレスチナ・イスラエルへ留学。両側で生きる人々が抱える問題に直に触れ「日本からできることは何だろう」と悩みを深めて帰国する。2013年7月より現職、2016年に現地駐在。 16:30 第三部:現地学生による発表・交流18:00 食事会(希望者のみ) |
参加費 |
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主催 | 日本・イスラエル・パレスチナ学生会議 |
後援 | 外務省 |
申し込み/ 問い合わせ先 | 【申し込み】
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