東日本大震災により甚大な被害を受けた気仙沼市浦島地区の住民と震災直後から現地で支援活動を行うNGOが、震災復興から地域振興につなげようと共同で体験型ツアーを企画し、今年で4年目を迎えました。震災を乗り越え海とともに生きる人々と出逢い、地域の魅力に触れることができるツアー。皆さんも週末を気仙沼で過ごしてみませんか?
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって大きな被害を受けた気仙沼市。震災から5年9月が経過し、高台移転による住宅再建や災害公営住宅の建設が進む一方で、未だ多くの人々が仮設住宅などで不便な暮らしを送りながら復興に向け日々努力しています。日本国際ボランティアセンター(JVC)は震災直後に気仙沼市における支援活動を開始し、以来、住民の生活再建を支える取組を継続してきました。
気仙沼市浦島地区では、昔からワカメやコンブ、牡蠣、帆立貝などの養殖が盛んに行われてきました。津波によって養殖のための道具や施設のほとんどが失われましたが、震災から時間が経つにつれ、多くの養殖業者が生業再開を果たしてきました。今回のツアーでは、養殖の作業体験を通じて、震災の影響を受けながらもたくましく養殖業を営む住民と交流します。また、水産加工場や海上の養殖施設を見学し、私達が普段何気なく手にする海産物がどのように育てられ、加工されているのかについて理解を深めます。
さらに、地元住民と地域を巡り、豊かな自然のなかで育まれてきた浦島地区の歴史や文化に触れるとともに、小学校での避難生活を体験した語り部から東日本大震災の経験と教訓について話を聞きます。
日時 | 2017年2月18日(土)~2月19日(日) ※1泊2日/現地集合・解散 |
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会場 | 気仙沼市浦島地区 |
集合場所 | JR気仙沼駅 |
参加費 | 17,000円(税込) |
定員 | 各回15名 |
主催 | 気仙沼交通観光株式会社 |
共催 | 浦島地区振興会、特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)、 |
申し込み/ 問い合わせ先 | 特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC) |