2003年に始まったイラク戦争は、直接的な攻撃による被害のみならず、社会システムの崩壊や国内の分裂など甚大な影響を人々に与えました。
その後、約10年にわたり、空爆、米軍による制圧と占領、宗派抗争、爆弾テロなど様々な局面を取材され続けてきたジャーナリストの綿井健陽さんをお招きし、未公開の映像を織り交ぜながら、国際情勢の中で翻弄されてきたイラクの道のりをたどりたいと思います。
なお、このイベントの収益金は、現在JVCイラクボランティアチームが実施しているクラウドファンディングプロジェクト『紛争で深刻なトラウマを抱えるイラクの子どもたちに専門治療を!』の支援に全額充てられます。
日時 |
2015年10月24日 (土) 17:00~18:30
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会場 |
日本国際ボランティアセンター(JVC)東京事務所
住所:東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6 F (会場への地図)
電話:03-3834-2388 (JVC東京事務所)
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アクセス | JR御徒町・秋葉原駅徒歩7分、東京メトロ末広町駅徒歩5分 |
登壇者 プロフィール |
- 綿井健陽(わたい・たけはる)
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1971年大阪府生まれ。映像ジャーナリスト・映画監督。
日本大学芸術学部放送学科卒業後、98年からフリージャーナリスト集団「アジアプレス」に参加。
これまでに、スリランカ民族紛争、スーダン飢餓、東ティモール独立紛争、米国同時多発テロ事件後のアフガニスタン、イスラエルのレバノン攻撃などを取材。イラク戦争では、2003年から空爆下のバグダッドや陸上自衛隊が派遣されたサマワから映像報告・テレビ中継リポートを行い、それらの報道活動で「ボーン・上田記念国際記者賞」特別賞、「ギャラクシー賞(報道活動部門)優秀賞」などを受賞。
2005年に公開したドキュメンタリー映画『Little Birds イラク 戦火の家族たち』は、国内外で上映され、2005年ロカルノ国際映画祭「人権部門最優秀賞」、毎日映画コンクール「ドキュメンタリー部門賞」)、「JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞」大賞などを受賞。
最新作のドキュメンタリー映画『イラク チグリスに浮かぶ平和』は、2014年から各地で上映中。イラク戦争がはじまって10年。10万人以上のイラク人が命を奪われた。いまなお続く混乱の中で、彼らは何を見つめているのか?ジャーナリスト綿井健陽が刻みつけたイラクでの出会いと別れ―。ある家族との10年の記録。
「2015フランス・FIPA国際映像祭」で特別賞を受賞。
著書に『リトルバーズ 戦火のバグダッドから』(晶文社)、共著に『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書)など |
参加費 |
1,000円(JVC会員は500円) |
定員 | 30名 |
主催 | 日本国際ボランティアセンター(JVC) |
申し込み/ 問い合わせ先 | 以下のフォームからお申込みください。
お問い合わせ先:日本国際ボランティアセンター 池田
電話:03-3834-2388、FAX:03-3835-0519
E-mail:ikeda@ngo-jvc.net
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