モザンビークでは、「土地と自由を取りもどす」ことをスローガンに植民地支配からの独立運動を農民たちが闘い、苦難の末に独立を達成すると、農民はふたたび土地を耕し、懸命に食料を生産してきました。
しかし、近年、農業投資による土地収奪(ランドグラブ)が、深刻な影響を及ぼし、特に北部三州(ナンプーラ州、ニアサ州、ザンベジア州)をまたぐナカラ回廊地域で、大豆生産のための大規模な土地収奪が加速化しています。
ナカラ回廊地域では、日本政府ODAによる「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(略称:プロサバンナ事業)」が進められるなか、計画の不透明性、情報共有や意味ある協議の不足、小農の意見や経験が尊重されない、などの問題への批判が高まっています。
そこで、モザンビーク最大の農民組織UNAC(全国農民連合)を代表する3名を招聘し、日々の営み、農業のあり方、農民運動の取り組み、土地収奪の現状、プロサバンナ事業の問題点など、その声を直接聞き、モザンビークにおける土地と農業、そして私たち日本の援助や食、農業のあり方について、共に考えてみたいと思います。
日時 | 2015年7月 8日 (水) 18:00~20:30 |
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会場 | 明治学院大学 白金キャンパス 3号館1階3202教室
住所:東京都港区白金台1-2-37 (会場への地図) |
アクセス | 地下鉄・白金高輪駅、白金台駅、高輪台駅より徒歩7分、JR品川駅・目黒駅よりバスで10分 |
登壇者 プロフィール |
![]() ■アナ・パウラ・タウカレ(Ana Paula Taucale) ![]() ■コスタ・エステバオ(Costa Estevao) ![]() ■ヴィセンテ・アドリアーノ(Vicente Adriano) ※当日は逐次通訳が入ります。 |
資料代 | 500円 ※学生無料(大学院生含む) |
定員 | 100名(事前申し込み必要・先着順) |
共催 | (特活)オックスファム・ジャパン、(特活)アフリカ日本協議会(AJF)、No! to Land Grab, Japan、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、ATTAC Japan、モザンビーク開発を考える市民の会 |
後援 | 明治学院大学国際平和研究所(PRIME) |
申し込み/ 問い合わせ先 | 下の申し込みボタンからお申し込みください。電話でのお申込みは、下記問い合わせ先にて受け付けています。
電話:03-3834-6902/FAX:03-3834-6903/email:info@ajf.gr.jp |