「終わった」ことにされているイラク戦争。
現在も治安は回復せず、300万人以上の人々が故郷を追われたまま。忘れようとしても、日本が戦争を支持・支援した事実は消えません。世界情勢も混迷するばかり。このままで本当によいのでしょうか?
開戦から10年目の2013年3月20日、イラクのジャーナリストや戦争検証を行う英国から「反戦の母」が来日、国内からもNGOや市民団体、ジャーナリストが早稲田大学に勢ぞろい。
私たちの戦争を問い直しましょう。
*当日、会場内で写真展も合わせて開催します。
日時 |
2013年3月20日 (水) 10:00~17:30
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会場 |
早稲田大学 14号館
住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1 (会場への地図)
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アクセス | JR高田馬場駅よりバス、または東京メトロ東西線、早稲田駅下車 |
プログラム |
(1) 全体会 10:00~12:00 (201教室)
アリ・マシュハダーニさん(イラク/フォトジャーナリスト)
ローズ・ジェントルさん(英国/「Military Families Against the War」の設立メンバー)
孫崎 享さん(日本/評論家、元外務省国際情報局長)
ランチタイムイベント 12:00~13:00 (201教室)
リーディング「あきらめない 2003-2013 イラク戦争の10年」
構成・演出 : 非戦を選ぶ演劇人の会 関根信一
出演予定:渡辺えり、根岸季衣、大鷹明良、流山児祥、西山水木、小林あや 他
(2) 分科会(予定) 13:00~16:30
13:00~14:30
[1]イラク戦争と劣化ウラン (101教室)
[2]ローズさんと語るイラク戦争検証 (102教室)
15:00~16:30
[3]アリさんと語るイラク占領の現実 (101教室)
[4]イラク戦争と自衛隊・在日米軍 (102教室)
(3)まとめの会 16:45~17:30分(201教室) |
参加費 |
無料(資料代は実費) |
主催 | 「イラク戦争10年」キャンペーン実行委員会 共同代表 : 池田香代子、志葉玲、高遠菜穂子、谷山博史、富山洋子、吉岡達也(五十音順) |
共催 | 早稲田大学平和学研究所 |
ゲストスピーカー プロフィール |
アリ・マシュハダーニさん
1969年 ラマディに生まれる。フォトジャーナリスト(TV & 報道写真)。ロイター通信社、BBC、NPRのカメラマンとしてアンバール、ティクリートの地域を取材・報道する。またアメリカのフロントラインのドキュメンタリー作品「Rules of Engagement」(2008年イラク・ハディーサで米海兵隊がイラク人24人を虐殺する事件を追った映像)の一部も担当。その他、中東地域の5社のテレビ、5社の新聞社にて特派員として活動。フランス文化センター、イラクシネマクラブ、ジャーナリスト協会、イラク写真家協会、イラクジャーナリスト連盟、アラブ写真家連盟に所属。
ローズ・ジェントルさん
「Military Families Against the War」の設立メンバー。2004年、英国軍兵士であった息子をイラク戦争で亡くす。その後、イラク侵攻を決めたブレア元首相の責任を問うため、訴訟を起こす。現在、高裁の判決を待つ。英国ではイラク戦争を検証する独立した調査委員会が設立され、ブレア元首相の証人喚問も行われたが、彼女の勇気ある行動は調査委員会の設立にも貢献した。
孫崎享(まごさき・うける)さん
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退。外務省入省。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て、2009年まで防衛大学校教授。著書に『日米同盟の正体―迷走する安全保障』『不愉快な現実―中国の大国化、米国の戦略転換』(講談社現代新書)、『日本の国境問題―尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『戦後史の正体』(創元社)など。
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申し込み/ 問い合わせ先 | 「イラク戦争10年」キャンペーン実行委員会
連絡先 E-mail:iraqwar10years@gmail.com
TEL: 090-9328-9861
Web: http://iraqwar10.net
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