<主催者広報文より>
東日本大震災の影響を受けた人々の中でも、ケア・サポートが届かなくなった高齢者や障害者が買い物にも行けず食べることに困っていることを伝えるニュースが届いています。また、福島第一原子力発電所事故による放射線量の増加により、販売できない、生産できない農作物が出てくる一方で、食べることに不安を覚えざるを得ない日々が続いています。必要な人、特に社会的弱者に安心して食べることのできるものを届ける仕組みを考えることは、私たち自身の食べものへの安心を取り戻すことにもつながります。
連続公開セミナー「食べものの危機を考える」の初回となる今回は、前半に明治学院大学国際平和研究所(PRIME)所長の勝俣誠さんに、平和を構築するうえでの食べもの重要性や、人々が食べものなどを求めて集まるマーケットが果たす役割について、解説していただきます。後半は、日本国際ボランティアセンター(JVC)南アフリカ事業担当の渡辺直子さんに、活動地で行っている家庭菜園プロジェクトなどについて紹介していただきながら、住民が食べものを売り買いするときの課題や、スモールマーケットの可能性について、参加者と一緒に考えます。皆さまふるってご参加ください。
●「飢餓を考えるヒント」プレゼント

当日ご来場の方に、食料価格高騰の影響やしくみをコンパクトにまとめた小冊子(A5・20ページ)を無料でお配りします。
[内容]高く、不安定な食料価格/自由貿易協定と食料問題/肥満と飢餓/これからの農業を考える/「脱成長」の時代へ ほか(見出しより抜粋)
日時 | 2012年5月31日 (木) 18:30~20:30 (18:15開場) | ||
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会場 | 明治学院大学白金校舎 本館4階北ウイング 1457教室
住所:東京都港区白金台1-2-37 (会場への地図) | ||
アクセス | JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪駅、白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分 | ||
講師プロフィール |
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参加費 | 500円 *共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料 | ||
共催 | (特活)アフリカ日本協議会(AJF)、(特活)日本国際ボランティアセンター、(特活)ハンガー・フリー・ワールド(HFW)、明治学院大学国際平和研究所(PRIME) | ||
申し込み/ 問い合わせ先 | (特活)ハンガー・フリー・ワールド 担当:儘田 |