JVCのFacebookページにて、ライブ配信を行います。
政府・タリバン間の停戦がわずか3日間ですが結ばれ、政府・市民・タリバンがともに停戦を喜びあい、平和を求めるうねりがうまれました。平和の実現を求めて市民の立場からタリバンと共同で政府に停戦延長を呼びかけたアフガニスタン人NGOスタッフが、現地から最新情勢をお伝えします。(※逐次通訳あります)
40年近く紛争状態が続くアフガニスタンで、政府の停戦呼びかけにタリバン側が応じ、ラマダン後の祝祭に合わせた6月15~17日の3日間、2001年の外国軍の軍事介入後初の停戦が実現しました。停戦期間中はタリバン・政府双方の兵士がお互いに抱き合って喜ぶという信じがたい光景が至るところで見られました。
JVCアフガニスタン事業の現地スタッフの一人は、個人的な活動として、自身の出身村で、政府とタリバン関係者の対話の実現に関わり、政府の県知事に停戦延長の申し入れをするなどの試みを行いました。
アフガニスタンが平和に向けて一歩前進したかたのように見えたのですが、しかし、この申し入れの後、さらなる自爆攻撃が起こるなど、まだ明るい見通しは立っていません。
しかし、タリバン所属者も停戦延長を望むなどアフガニスタン現地の多くの人々は平和を希求しています。さらなる平和の後押しのために、今後できることはなにか?現地情勢はどうなるのか?停戦延長の働きかけを主導した現地スタッフとの中継も交えてお伝えします。普段なかなか届けられない現地の声にぜひ触れて下さい。
日時 | 2018年6月22日 (金) 15:30~17:30 |
---|---|
会場 | 日本国際ボランティアセンター(JVC)東京事務所
住所:東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F (会場への地図) |
アクセス | JR秋葉原駅・御徒町駅より徒歩7分 銀座線末広町より徒歩5分 |
報告者プロフィール | ![]() サビルラ・メムラワル JVCアフガニスタン事業 副代表 1976年生まれ、ナンガルハル県のメムラ村出身。娘1人息子3人がおり、親族30人を超える大家族で住んでいる。80年代のアフガニスタンでの内戦中、難民となってパキスタンに移住。パキスタンのNGOや会社等で労務管理の職を経て、2004年にアフガニスタンに帰還しJVCに参加。2016年より副代表に。 また、JVCも加盟団体となっているアフガニスタンの全国NGOのネットワークである”ACBAR”(加盟団体数136)の運営委員も務めている。 ![]() 小野山 亮 JVCアフガニスタン事業 代表 1969年生まれ、福岡県出身。スリランカ駐在での内戦や津波からの復興支援、インドやフィリピンなどでの生活支援、提言活動などに従事してきました。世界中にある数々の紛争、争い。何とか解決できないのでしょうか。政府でも国際機関でも、組織や団体でも、そして一人の市民でも、それぞれにできることが あるハズ・・ですよね。そんな気持ちから、これまで主に、平和、民族などの分野に関わり、市民としての立ち位置で現場に寄り添うような活動を行なうNGOの世界に身を置いてきました。2012年7月よりJVCに参加、現職。 ![]() 加藤真希 JVCアフガニスタン事業担当 和歌山県出身。高校生の時にラテンアメリカの情熱的な雰囲気に漠然とした憧れを抱き、同時に格差や貧困の状況に関心を持つ。大学生だった2008年度に調査研究・政策提言インターンとしてJVCに関わったのをきっかけに、"国際協力"と"NGO"の世界に足を踏み入れる。大学卒業後はメキシコに渡り、先住民族地域でフィールドワークを行いながら地域開発学を学ぶ。その後、メキシコの現地NPOで活動する中で、子どもたちが成長するにつれ夢を持つことが制限されていく社会構造をどうしたら改善できるのか悩む。帰国後の2012年度から現職となり、イスラムの世界やアフガニスタン情勢を勉強中。 |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 |
申し込み/ 問い合わせ先 | 以下のお申し込みボタンからお申し込みください。
<お問い合わせ>
日本国際ボランティアセンター(JVC)
広報担当 仁茂田(にもだ)
TEL:03-3834-2388 E-mail:nimoda@ngo-jvc.net
|