2005年9月8日
   JVC西愛子氏、帰国報告会





JVCベトナム事務所の現地代表をしていた西さんの帰国報告会が、
2005年9月8日の19時からJVC事務所のある丸幸ビル2Fで行われました。
参加者はボランティアチームのメンバーを含めて14名。
予想していたよりも多くの人たちが参加してくれました。
開発に興味のある学生から、仕事でベトナムに関わりのある人まで、
様々な人が参加してくれました。
西さんは、2001年7月から4年間、JVCベトナム事務所でプロジェクトを担当し、
今年5月に帰国し、現在は東京事務所のベトナム担当をしています。
「ベトナムでの4年間」と題して、
プロジェクト担当者の業務や現地代表としての業務、ソンラ事業、
4年間の中で感じたことなどをお話してくれました。

 特に、現地代表の仕事の一つである「人事」についての話は興味深いものでした。
現地スタッフの採用の難しさや、
給与、休暇についての現地スタッフの考え方など、
普段は聞けないような内容ばかりでとても面白かったです。
西さんはお話の中で、
「最近はODA批判の影響もあり、成果主義が強まっているけれども、
成果が現われやすいところや、
数値として表しやすいものに援助が集中しては「ゆがんだ援助」になってしまうのではないか」
と言っていましたが、私もそう思いました。
確かに、数値で表せれば効果は一目瞭然だけれども、
西さんの報告を聞いて、数値で表せない効果や変化も重要だと感じました。
例えばソンラ事業でいえば、住民の自然資源への認識に変化が出てきたことや、
村の人のJVCに対する警戒心が小さくなってきて信頼関係が強まってきたことなどは、
プロジェクトにおいて重要なことであり、
プロジェクトにずっと関わり続けてきた西さんだからわかることでもあると思います。
プロジェクト担当者として実際に感じた変化などを直接聞けるこのような現地スタッフの帰国報告会は、
とても貴重で、重要な機会であるということを実感しました。
報告内容は盛りだくさんで、西さんも2時間ではとても語りきれず、
私たちももっと聞きたかったけれど、気づけば報告終了時間も目前。
最後は急ぎ足で報告を進めて、質疑応答を行い、熱い帰国報告会は21時ころ終了しました。

 西さんのお話に報告会終了後は、事務所の近くの居酒屋に移動して懇親会をしました!
多くの方が懇親会にも参加してくれました。
報告会も無事終了し、西さんもホッとした様子でした。
報告会の質疑応答では遠慮してしまって聞けなかったことでも、
一緒に食事をし、お酒を飲みながらだと聞きやすいものです。
また、職業も世代も違う参加者同士で様々なことを語り合うのはとても楽しく、
皆さんの意見を聞く事でいろいろ勉強にもなりました。
あっという間に22時になってしまい、懇親会もお開きになりました。
参加してくれた皆様、ありがとうございました。そして西さん、お疲れ様!(市川綾子)