必要な正しい農薬の情報

 ラオスでは法律で禁止されている農薬がどこからともなく村に入ってくることがあります。農薬に関しては先進国と並ぶほどの規制があるのですが、正規のものですら使用方法を知らずに使っている農民がいます。田んぼでゲンゴロウなどを捕って食べる農家もいるなか誤った使い方は大変危険です。

 農薬の他に化学肥料を使う農家も出てきました。化学肥料は直接作物の栄養になるものが入っていますが、土のバランスを崩してしまうという欠点もあります。使い始めは収穫が上がりますが、すぐに土がやせてしまいます。

 そういった情報を充分認識しなければならないのですが、農家によってはそんなデメリットを承知で背に腹は代えられない状況で使っているのも事実です。

 近代農業がラオスにも確実に押し寄せています。それに対する知識が必要です。灌漑が全てを解決してくれると信じている役人や農民もいます。自分たちの土地や状況に合った事をしなければ、新たな問題が出てくるのは必死です。日本で良いからといって安易に受け入れるものでもないのです。

農作業風景(写真=小野 崇)