10人に1人が死ぬ幼児たち

スヤスヤ眠る赤ちゃん(タケーク)
ひどい時は村によって3人に1人の赤ちゃんが亡くなっていたそうです。

 ラオスでは乳幼児死亡率が高いことが知られています。2000年の資料によると出生した1000人のうち5歳に満たないで死んでしまう割合が約105人。つまり10人に1人は小学校に入る前に死んでしまうのです。

 その死因は下痢や呼吸疾患(肺炎など)が大半を占めています。慢性的な栄養失調もありますが日本では助かるような簡単な病気で命を落とすのです。

 麻疹、破傷風、ジフテリアなど予防接種で防ぐことができる感染症も多いのですが、病院が少なく、また設備も充分ではありません。

 それでも5人に1人亡くなっていた時期に比べ多産多死から多産少死となり、年間人口増加率が約2.5%とかなり高いです。

 ちなみに日本の年間人口増加率は約1.2%。5歳未満児死亡率(U5MR)は1000人に対して約4人と世界で最も低いです。