足らぬ足らぬの学校事情

 ラオスでは学校の不足はもちろん教員不足も深刻です。村では中学を卒業し、そのまま中学の先生になる事もざらにあります。遠くの村へ行って教える事もあるそうです。

 社会主義革命により知識人たちが祖国を離れたのが原因ですが、それにつけ加えて先生の給料が安く、国の財政事情により遅配が続いているのです。ほとんどの先生が別の副業をしており、なかなか教員不足の改善は難しいようです。

 学用品も机と椅子と黒板だけの学校が多く、特に理科の実験は材料がないため、実際に子たちに見せることができません。教科書はようやく配られるようになってきていますが、まだまだ充分とはいえません。

 教材が不足しているならまだしも場所によっては教室も少ないため午前の部と午後の部とわかれて勉強しているのが現状です。



日本では気軽にできるペットボトル・ロケットもラオスでは備品すら少ないため、かき集めるのも一苦労だったようです。教えているのは小野 崇氏(写真=小野 崇)