あなたとJVCの関わり方は?~続・国際協力診断~

2019年度HP分析インターンの長谷崇弘です。前回作った「迷い人」のあなたに贈る国際協力診断はやって頂けたでしょうか?やってない方はぜひやってみてください。瞬く間にあなたに診断結果をお届けします。
今回は前回作った国際協力診断をベースに、JVCを軸にしたあなたに合った国際協力との関わり方を提案します。国際協力の道に大きな志を抱いている方も、特に理由はないけどこのページにたどり着いてしまったあなたもぜひやってみてください。
早く診断をやりたいあなたは、以下のボタンをクリックして始めて下さい。でも中には「前回と同じじゃん......」とか、「なんで同じようなこと2回もやってるの?」と思われた方もいるのではないでしょうか。実は今回のバージョンアップは、1年近くやってきたHP分析の技術を結集させてできたものです。前回の反省を踏まえて今回のバージョンアップまでの経過をご覧になりたい方はこのまま下へスクロールして下さい。HP分析インターンって何してるの?と疑問を抱いている方の一助にもなるかと思います。
HP分析って普段何してるの?
バージョンアップの経緯を書いていく前に、HP分析インターンとして普段何しているか説明します。ちなみに2019年度のインターン募集ページには、HP分析業務を「JVC公式HPのデータ分析(アクセス解析など)、および改善の推進」と説明していました。確かに簡潔に表すとそれで間違いないのですが、何もHP分析について何も知らない人が見たら???となってしまうのではないでしょうか。なんとなくイメージが湧くけど具体的にはわからない...といった具合に。インターン始めたての頃の自分はそう感じていました。
インターンも終わりに近づいている今だから言えますが、データ分析に必要なのはズバリ"数字"です。HPへのアクセス数を可視化させるツールとして主にGoogle Analyticsを用いて、HPがどれだけ見られているか、急激にアクセス数が増加したのはなぜなのかなどを数字から判断していくのがHP分析業務です。(JVCのインターンは、この業務以外にも「やりたい!」と担当に言えば本当に色々とやらせてくれますが、今回はHP分析に限ってお伝えします。)
ではアクセス数を調べるのはなぜなのか?私はアクセス解析はPDCAサイクルの中でcheckを担っているのではないかと思います。plan→doまで行われているものをもっとよくするにはどうしたらよいのか?HPに問題がある場合には、アクセス数という結果になって返ってきます。次のactionに向けて様々なデータを用意するのがHP分析の役割です。
PDCAサイクルを回してみた
8月の終わりに、それまでにHP分析インターンとして過ごした5ヶ月間で培った技術を結集させて作ったのが「迷い人」のあなたに贈る国際協力診断でした。国際協力に関心はあるんだけれども、なかなか一歩が踏み出せない...そんな人を後押しする狙いで作ったコンテンツです。「迷い人」は公式HPやFacebook、TwitterなどのSNSでも宣伝し、宣伝した日とアクセス流入が合致するなどの確認をしながらアクセス数を調べました。
その結果、どれくらいの人がページを訪れたかを測るPV(ページビュー)数が以下の通りであることがわかりました。
9月:56
10月:73
11月:15
ご覧のように目減りしております(10月の数値が高いのはJVCのFBで宣伝してもらったからです)。この結果に「うわっ...私の年収、低すぎ...?」(ピンと来なかった人は飛ばしてください)くらいの衝撃を受けたので、改善点を挙げてバージョンアップすることにしました。下記の内容が改善したい部分です。
・用意した回答のうち、ほとんどの人が国際協力への関心が高いレベル3へ遷移していた(「関心レベル2:時は金なり?行動は理由に先立つ」に至ってはたどり着いた回答者が0という結果に。用意した意味なかった...?)
・「おわりの言葉」まで来る人が低い(11月は13%しかいなかった)
・「迷い人」というタイトルを付けたが、迷い人で検索すると行方不明者を詮索するページがヒットし、全くSEO(Search Engine Optimization:Googleなどで検索された時に上位にくるよう工夫すること)対策になってなかった
・JVCや自身のFBで宣伝した日はPV数が多かったが、それ以外の日の多くはPV数0だった
これらを改良して、「あなたとJVCの関わり方は?~続・国際協力診断~」を今後もJVCのHPに残り、国際協力やNGO、あるいはJVCに関心をもった人に見てもらえるようなコンテンツにしたいと思っています。診断をしながら前回の反省をどのように改善しているかも注目してください!
また、2~3月の間に、今回のバージョンアップで前回よりPV数がどれだけアップしたか(ダウンの場合は考えません...!)などの報告をできればと思っています。結果やいかに......!
ここまで読んで頂きありがとうございました。診断テストのお時間となりました。前回より質問数を増やしたので瞬く間に終わることはないかと思います。いってらっしゃい。
診断テストの進め方
・ボタンを押すと次の設問に上下します。
・設問が終わると診断結果に移ります。
・設問は突然終わります。ご注意ください。
ここからスタート
・どこの国で起きているものも自分に関係があると思う

・国際協力はボランティア精神で成り立っている

・国際協力分野で生きていくことに関心がある
・語学には自信がある

・社会人経験がある

・開発分野で修士号を持っている

・世界も自分も変えたい

・日本以外の国で暮らしてみたい

・多くのことを経験したい

・自分のできることから始めたい
・海外での滞在期間が合計1年以上ある

・平日に時間を作ることが可能だ

・今あなたにあるものは?

・特定の地域に関心がある
・学生である

・時間のある内にできることは何でもしたい
・レジ袋をもらうのに抵抗がある

・なんとなく生きづらさを感じている

・国名を聞けばどの辺りにあるか大体わかる

・SDGsという言葉を知っている

...でもできる限りのことはしたいと思っている

世界で何が起きているかを知ろう!-知る/感じる-
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉があります。意外なところに影響が出ることの例えです。自分のすることが巡りに巡って誰かに影響を及ぼしているかもしれない、そのことに気づくタイミングに差し掛かっているのではないかと思います。
JVCは世界11ヵ国で活動しています。HPには11ヵ国での活動をまとめたものや、現地のスタッフが書いたブログなどのページがあり、ニュースになっていないものも含めて世界の様々な側面を知ることができます。特に活動の裏側を知れるブログはオススメです。海外で起きたクスっと笑える話も書いています。
知ることが増えれば見える世界が変わっていきます。ぜひぜひJVCのHP内で存分にネットサーフィンしてみてください。興味のあるイベントがあれば足を運ぶのもありですよ。
JVCが届けるあなたへのオススメ

あなたに合った関わり方がある-寄付・不用品を届ける-
国際協力に関心があっても、時間をあまりかけられない。あなたに備わっている素質が国際協力にふさわしいものであっても、他に専念していることがある......そんな状況なのではないでしょうか。
もちろん今のままでも良いと思います。ニュースを見て心を痛めることもあるでしょう。ただ、今以上に世界のために何かしたいと思っている方!JVCは寄付やモノを送るという選択肢を用意しています。あなたの想いの一欠片をJVCに託してみてはいかがでしょうか。
JVCが届けるあなたへのオススメ

平日の時間を使って国際協力を-インターン・ボランティアをする-
何事を始めるにも大切なものがあります。それは時間です。時間がなければ何もできません。逆に時間があれば何でもできます。
今もっている貴重な時間を国際協力にあててみませんか?JVCには事務所に来て活動する関わり方として2種類あります。一つはインターン。平日の2~3日間、計16時間を使ってスタッフに支えてもらいながら活動します。時間の都合上、学生の応募が多いですが、社会人になってから自分の進路を変えようと思い立って応募される方もいます。そしてもう一つの関わり方はボランティア。こちらに来られる方は多種多様です。平日夜に時間のある社会人や、退職した後に参加される方、自分の次の進路が決まるまで何かに打ち込もうとしている方......。活動内容自体に関心があるのはもちろんのこと、こうした自分が触れて来なかった人と交流できる機会はそう多くありません。
今の文を読んでいて少しでも心が揺れたあなた!そんなあなたの参加をJVCは待っています。
JVCが届けるあなたへのオススメ

職員/国際公務員になる
JVCから考える!と銘打った手前、国際公務員の道をおススメするのも迷いました。ですが、必要な素質は両者に共通するものがあると考えたの今回はまとめさせて頂きました。
一般に国際公務員になるには語学・経験・学歴が必要だと言われています。多くの国際機関で英語、フランス語を始めとする言語を習得していること、国際専門機関であればそれに関連する分野での就労経験があること、開発分野に関する研究分野での修士号を持っていることが募集要件として挙げられています。この選択肢にたどり着いたすべての方が該当するわけではないと思いますが、上記のいずれかに当てはまる方は多いのではないでしょうか。
一方、NGOでは上記のものは募集要件として挙げられているわけではありません(もちろんあるに越したことはないと思います)。その代わり、なのかはわからないですがNGOに入る前の経歴は実に多種多様です。社会人生活を何年も続けていた人や、大学卒業後に海外に放浪していた人だったり本当に色々な人がいます。そして温かい人が多いです。
JVCも含まれますが、NGO業界は毎年決まった時期に採用募集をしていません。なのでNGO職員になりたいのであれば、採用情報を定期的にチェックする必要があります。そこでオススメなのがJANIC。こちらの団体はNGO業界のネットワークを結びつけ、NGOの力を最大限発揮させることを目的とした団体です。HPで職員の採用を行っている団体を検索することができるので、各団体のHPを逐一チェックするより効率的に情報を得ることができます。
JVCが届けるあなたへのオススメ
NGO以外の国際キャリアの道を考える(JICAパートナーのHP)